旅と暮らし
おもてなしゴルフのススメ。
STEP2 ターフでもセンスの良さで格を上げろ!
2018.10.04
気分を高める体験をどれだけ盛り込めるか。それが「おもてなし」の極意。味わったことのないアメージングなゴルフ体験は、男女を問わず、最高の時間となる。万全の準備で臨んだ「おもてなし」は、相手の記憶に強く刻まれる。
相手のショットやパットを注視して、褒めるべきところを素直に褒めていくことが大切。「ナイスショット!」をただ連発しては芸がない。ラウンド中の会話にもセンスの良さが求められるのだ。失敗ショットのあとの次の1打に対して、「ナイスリカバリー!」と、前向きになる気の利いた言葉が出ると、自分の評価が上がるはずだ。
会話以外にも、相手が何をしたら喜ぶかを見極めることが必要。アドバイスが欲しいのか、スコアより純粋にゴルフを楽しみたいのか。どんな気持ちで臨んでいるかを見極めて気配りすることを心がけたい。自分が一歩引いて、相手が楽しめるよう行動するのが秘訣(ひけつ)だ。
TIPS!
「おしゃれは足元から」とは、ファッションの決まり文句。それは、ゴルフウエアでもしかり。控えめながらも気品を醸す、正統派スタイルはいかが?
こんなおもてなしは嫌だ!
【渾身の一打で「ドヤ顔」は恥ずかしい】
過度なお世辞ばかりで相手を持ち上げるのは、下心ありと悟られて、場をシラけさせるだけ。また、接待ゴルフだからと、ビジネスの話を自分から切り出すのも禁物だ。相手を立てるプレーが必要で、ドヤ顔もいただけない。
撮影協力:大箱根カントリークラブ
0460-84-3111
http://www.princehotels.co.jp/golf/daihakone/
Photograph:Tetsuya Niikura (SIGNO)
Styling:Eiji Ishikawa (TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up:Tazuru Takei(&’s management)
Illustration:Kenji Kitamura
Edit & Text:Haruhiko Ito (office cars)