旬のおすすめ
ボーナスで買いたい「現代の贅沢品」
丸の内にて。ビジネスマン「贅沢」を買う
#1 ISETAN SALONE MEN’S
2018.11.28
古くから日本を動かすビジネスマンが集まる丸の内エリア。ビジネス街としてのイメージが強いが、丸ビルが新しくなった2000年初めごろから、平日に働く街から休日も楽しめる街へと雰囲気が大きく様変わりした。スペシャリティーショップが連なり、現代のビジネスマンの心を満たすアイテムがそろう東京の中心地、丸の内。イルミネーションがきらめくストリートを歩きながら、贅沢を味わいに出かけるとしよう。
極上の和のおもてなしで迎える伊勢丹初のメンズ路面店
2015年に伊勢丹初のメンズ路面店としてオープンしたイセタンサローネ メンズ。メンズファッションの聖地として名高い伊勢丹新宿店の品ぞろえをギュッと凝縮したラインナップと言えばわかりやすいだろう。ワンフロア完結型の店舗のため、オン・オフを問わないトータルなコーディネートを提案しており、休憩時間や仕事終わりに気軽に立ち寄れるのも便利なところだ。
同店がコンセプトに掲げるのは、茶道における“おもあい”の精神。ゆったりとしたフィッティングルームや日本家屋をイメージした店舗のしつらえに加えて、そんな“おもあい”の心が見え隠れするのが、毎週月曜の午前11時30分から午後1時30分にかけて行われる靴磨き(10分税込500円)。ウイークデーの始まりに身だしなみを整えれば、贅沢な一週間をスタートできるだろう。
<LL.B.M.1911のジャケット>
イタリアの老舗ファクトリー、ルビアム社のスポーツラインであるエルビーエム1911のジャケット。ざっくりとした打ち込みの甘い混紡生地を使用した軽やかな一枚仕立てのため、3シーズンで着用でき、コーディネートの幅が広がる。
<モンアートのカフリンクス>
1972年にフィレンツェで創業したモンアートのカフリンクス。エナメルでペイズリー柄を表現しており、同じくペイズリー柄のネクタイなどとさりげなく組み合わせてトータルでそろえると、ワンランク上の装いに格上げされる。
<フェーバーのダウンジャケット>
ミリタリーのフィールドジャケットのエッセンスを採り入れたダウンジャケット。高い防寒性を備えながらもシャツ感覚ですっきりと着用することが可能で、ロングシーズン活用できる。
<メローラのグローブ>
ブランド伝統のペッカリーの革を使用し、ベルトレスで仕立てたイタリアの老舗メローラのグローブ。厚みがありながらも非常にしなやかで水に強く、着けていることを忘れるほどの着用感で、使い続けるほど手になじんで愛着がわく逸品だ。
イセタンサローネ メンズ
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1階
電話/03-6206-3190
営業時間/11:00〜20:00
定休日/1月1日、2日。12月31日は17時まで
Model Photograph:Akira Maeda
Shop Photograph:Yusuke Uchida(MAETTICO)
Still Photograph:Shouichi Muramoto
Styling:Youichi Onishi
Hair&Make-up:Kanae Ito
Text:Shunsuke Hirota
Text & Edit:Yasuhiro Okuyama(POW-DER)