旅と暮らし

ハワイ島で最高の休日を!
リニューアルしたウェスティン ハプナ ビーチ リゾートが楽園

2018.12.12

ハワイ島で最高の休日を!<br>リニューアルしたウェスティン ハプナ ビーチ リゾートが楽園

身近なビーチリゾートとして不動の人気を誇るハワイ。ここ数年、年間約150万以上の日本人観光客が訪れており、リピーターの多い旅先のひとつになっている。そんな多くの人を魅了しつづけるハワイの島々のなかでもいま“行きどき”なのが、ハワイ島だ。ここに最高の時間を過ごせるホテルがリニューアルオープンしたので紹介しよう。

そのホテルの名は「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」。24年前にハプナ ビーチ プリンス ホテルとして開業し、昨年、そのダイナミックな建物はそのままに、客室やプールエリアなどを中心に約55億円をかけて改装。20186月にウェスティン ハプナ ビーチ リゾートに生まれ変わった。このリブランドを機に、同エリア内にある姉妹ホテル「マウナ ケア ビーチ ホテル」とマウナケア・リゾートとして、訪れる人々に最高のサービスを提供している。

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ハプナは「命の泉」という意味。ロビーの天井にある美しいオブジェは、水のしぶきが落ちてきている様を表している。

広大な敷地を通り抜けて、ホテルに入ってすぐに「ハワイに来てよかったー!」と思わせてくれる美しい景観のロビーがお出迎え。

ここは、もともとあるゆるやかな地形を生かした設計のホテルなので、ロビーは建物の8階にある。目の前にプールと白い砂浜のハプナビーチの絶景が広がり、どこからかハワイアンミュージックが聞こえてきて、チェックイン前から気分は楽園まっしぐらだ。

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中央が大人専用インフィニティプール、手前にはオリエンタルな池がある。

さっそくプールへ。2種類あるプールは、メインプールと大人専用のインフィニティプールに分かれている。それぞれのプールエリアにはジャグジーもあり、ハプナビーチを眺めながらゆっくりとした時間を過ごせる。メインプールサイドには、カクテルや軽食を楽しめるレストラン「ナウパカ ビーチ グリル」があり、チェックイン後の腹ごしらえなら、ここがおすすめ。

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    ガーリック・フライドライスと海老がパイナップルの器に入った「炭焼き砂糖キビ和えのシュリンプ」。さっぱりとした味。
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    プールサイドで軽食、豊富な地ビールを楽しめる。サンセットタイムも◎

定番のロコモコやポケ丼などもあるが、せっかくなら普段オーダーしないハワイ料理にトライしてみてもらいたい。食材は地産地消を基本に新鮮で栄養豊富なものを用いており、どの料理も日本人の口に合う逸品ぞろいだから。

このレストラン以外にもオープンエアの朝食を楽しめる「イケナ ランディング」、100%コナコーヒーやお酒、軽食、To Go用メニューを買うこともできる「ピコ コーヒー+バー」、地中海料理の「メリディア」の計4つのレストランがあり、いずれも日本語メニューがあるので安心だ。

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    和洋食そろう朝食も海を眺めながら
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    ピコ コーヒー+バー
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    メリディア

食はもちろん、滞在中のすべてのシーンで活力とエネルギーをもたらすウェルビーイングを提供するのが、ホテルのコンセプトでもある。そのため、施設内には最新のマシーンを取りそろえた24時間使えるフィットネススタジオがあり、ニューバランスのフィットネスウエアとシューズのレンタルも可能。

スパはマンダラスパが入っている。楽しみな旅行とはいえ、準備のときから意外とストレスフルになりやすい。ホテルに到着してすぐに、スパを利用する人も多いという。

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全249室ある部屋は全室オーシャンビュー。広々とした空間に落ち着いたインテリアに、バルコニーからは広大なハプナビーチの眺めを堪能できる。

ふかふかのベッドはウェスティン ホテル&リゾートが独自開発したヘブンリーベッドで(赤ちゃん用もペット用も!)、ベッドサイドには心地よく入眠できるようにラベンダーバームが用意されている。上質な特大バスタオルに、柔らかなオリジナルバスローブ、肌に触れるものすべてが極上だ。

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ソファベッドに寝そべりながら、潮風を感じてのんびり過ごせるバルコニー
ハプナビーチ
ハプナビーチ

お待ちかねのハプナビーチは、現在全米8位に選ばれている透明度抜群なビーチだ(Dr. Beach調べ、過去には1位にもなった)。波のないおだやかな海なので、ボディボードやシュノーケル、カヤックを楽しめる。常夏を感じる日差しに、心地よいハワイの風を感じながら、ビーチベッドでくつろぐのも至福の時間。

じつは、ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートの立つハワイ島北西の海岸コハラコーストには、ほかにもリゾートホテルはあるのだが、天然の白砂のビーチがあるのはこのハプナビーチと、姉妹ホテルの「マウナ ケア ビーチホテル」のあるマウナケアビーチだけなのだ。

マウナ ケア ビーチホテルもまた素晴らしい。1965年に創業したホテルで、ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートが新しく若いホテルなら、ここはしっとりと成熟した雰囲気のホテルと言える。かつて、リゾート開発のためにハワイ島を訪れたローレンス・ロックフェラーが、上空から見た三日月形の美しいビーチに感銘を受け、この場所に最高のホテルを建てると決めたのが、誕生の由来。「芸術と自然」がテーマになっており、館内にはロックフェラーの美術品のコレクションの数々が点在している。

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マウナ ケア ビーチ ホテルの館内
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マウナケアビーチにはトロピカルフィッシュのほかにクジラが来ることがあるそう。夜はマンタが近くで見ることができる。
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オレンジがキーカラーになっている

さらに全米ゴルフコースのベスト10に入っている、海越えのマウナケアゴルフコースがホテルの目の前に位置しており、両ホテルは無料シャトルバスで行き来ができる。

ということは、どちらか一方に宿泊すると、両ホテルの施設すべて(2種類のゴルフ場、2種類のスパ、2つの素晴らしいビーチに、8つのレストラン)が楽しめるというわけだ。

ホテルの施設やレストランの飲食費はすべて部屋につけることができるので、財布を持たずに解放的に遊びまわろう!

ゴルフコース
ゴルフコース

リゾート内でも存分にハワイを満喫できるが、いまが“行きどき”な観光名所も巡りたい。20185月に大きな噴火が報じられたキラウエア火山は、2018922日にキラウエア火山国立公園の安全な場所のみ開放された。編集部がハレマウマウ火口を訪れたのは201810月だったが、900メートルだった火口は2キロメートルに広がり、白い噴煙にスチームベント、溶岩樹など、大地が生きていることを実感した。

ハワイのパワースポットとして有名なワイピオ渓谷や、迫力満点なアカカ滝も見逃せない。

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    「王家の谷」と呼ばれ、崖にある洞窟には古代の王たちが埋葬されているワイピオ渓谷。
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    約130mのアカカ滝。あたりは熱帯植物が生い茂り、さながらジュラシックパークのワンシーンのよう。
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まだ白い噴煙のあがるキラウエア火山国立公園のハレマウマウ火口。

ウェスティン ハプナ ビーチ リゾートまでの行き方は、東京からだとコナ空港まで直行便で約7時間、コナ空港から車で約45分で到着する。年末年始などに長期滞在はもちろんおすすめだが、直行便でサクっと行けるので、金曜日の夜のフライトで “週末ハワイ”なんてのもできてしまう! 

リフレッシュのためにも、思いっきり遊ぶためにも、気になったならぜひとも訪れてもらいたい。なぜなら、チェックアウト時にロビーを振り返りふと気がつくのだ。無邪気に遊んでいた自分やパートナー、家族の笑顔に。「あぁハワイに来て良かったな」と、もう一度、今度はしみじみと感じてもらえる瞬間に出合えるはずだ。

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ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート(The Westin Hapuna Beach Resort)
62-100 Kauna‘oa Drive, Kohala Coast, Hawaii 96743 U.S.A
TEL:808-880-1111
日本国内電話予約:0120-00-8686(無料通話)

マウナ ケア ビーチ ホテル(Mauna Kea Beach Hotel)
62-100 Mauna Kea Beach Drive,Kohala Coast, Hawaii 96743 U.S.A 
TEL:808-882-7222
日本国内電話予約:0120-00-8686(無料通話)

取材協力:ビッグアイランド・クレスト

Text : AERA STYLE MAGAZINE

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