紳士の雑学

ネクタイはクリーニングOK?
費用、頻度、注意点や正しい保管方法

2018.12.12

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スーツやシャツよりも、ネクタイはVゾーンで存在感を発揮します。発色のいいシルク素材だけに汚れがつくと目立ちやすい。それにもかかわらず、スーツやシャツに比べるとクリーニングに出す機会は少ないのでは。シャツの生地を隔てるとはいえ、常に肌に近いところに位置しています。加えて、着用時はいつもねじられた状態。そんな酷使に報いるべく、適度なメンテナンスを怠らないようにしましょう。今回はネクタイをクリーニングに出すポイントを紹介します。

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クリーニングの頻度は3カ月に1回が目安

どのくらいで出すかは季節と使用する頻度に比例します。最近はクールビズが一般的になり、勤める会社によっては数カ月も着用しないことあるでしょう。とはいえ、生地へのダメージは後から出てくることは少なくありません。生地にヨレを感じたり、汗染みが見られるようであれば早めに出すようにしましょう。靴と同様、週に複数回着用するネクタイは、3カ月に1回を目安に。

汚れがついた場合の応急処置

体の中心にあるうえ、揺れる形状から汚れはつきやすいもの。食べ物がハネることもよくあります。ついたらすぐにハンカチなどでたたくようにして汚れを拭き取りましょう。このときあまりこすらないように注意。逆に汚れを繊維の奥に入れてしまうことになりかねません。汚れは簡単に拭き取って広がらない程度にしてクリーニング店に持ち込みを。また、市販のシミ抜き剤などは使わないほうが無難。汚れが化学変化して、プロでも落ちにくくなるそうです。

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クリーニングに出す際の注意点

早めの依頼が鉄則。その際、何の汚れかは確実に伝えるようにしましょう。料金は平均で300円から400円程度。ただしシミ抜きが必要であれば、別途料金がかかります。

ネクタイの自宅洗いはNG?

クリーニングに持っていくのは手間、料金もかかるし、自宅で洗えないものでしょうか。結論から言えば不可能ではありません。ただネクタイに入っている芯地が変形し、型崩れする恐れがあります。また伸縮性があるゆえに生地が伸びる危険性も考えたほうがいいでしょう。クリーニングに出すのが安全で確実です。

ネクタイを長持ちさせるために

お気に入りのネクタイはやはり長く使いたいもの。ほかのアイテム同様、正しいケアで確実に寿命が延びます。外すときは結び目に負担をかけないように丁寧にほどき、しわを伸ばしてからかけるようにしましょう。この場合、ネクタイ用のハンガーラックがベストです。ただしネクタイ同士がぶつかり合うようだとしわが生じてしまいますから、キャビネットに余裕があるなら、丸めて保管するのも効果的です。

お気に入りとはいえ、毎日続けての着用は避けてください。スーツと同様にローテーションを組んで、休ませながらの使用が鉄則です。

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ネクタイは男性のスーツスタイルで数少ない装飾的なアイテム。汚れやすく、またその汚れが目立ちやすい難点があります。扱いが難しいシルクだけに、安易な自己流ケアを自重し、プロに任せるのが賢明です。

①連続しての着用は避け、生地に負担をかけない保管方法が長持ちの秘訣。
②3カ月を目安にクリーニング。ただし、夏は生地の具合を見て判断を。
③シミがついたらなるべく早めに持ち込みを。安易な自己流の汚れ落としは悪化の恐れも。

Photograph:Tomoka Tanaka(kiitos)
Styling:Yukihiro Yoshida
Text:Mitsuhide Sako(KATANA)

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