旅と暮らし
映画『ゲーム』の舞台となった
「ホテル・ニッコー・サンフランシスコ」で味わうワンランク上のステイ
2018.12.19
記憶がなくなるほど、ワイルドな夜を過ごしたのだろうか。1997年の映画「ゲーム」の中で、マイケル・ダグラス演じる裕福な銀行投資家、ニコラスが「クレイジー」な体験をするのが「ホテル・ニッコー・サンフランシスコ」。映画の中で、彼はフロントデスクからすでにスイートルームにチェックイン済みだと伝えられるが、前の晩に宿泊した覚えはない。客室を訪れると室内がめちゃくちゃになっている。全く身に覚えのない、自分の写真やビデオ映像まである。そんなバカな! これはもちろん映画の中の話。現実には「ホテル・ニッコー・サンフランシスコ」は上質なステイを約束してくれる素晴らしいホテルだ。
「ホテル・ニッコー・サンフランシスコ」が建つのは、ユニオン・スクエアからすぐ近くの便利なロケーション。レストランやカフェ、バーなどが軒を連ねるマーケット・ストリートへも徒歩5分でアクセスできるので、どこへ行くにも便利。サンフランシスコ近代美術館やアイスクリーム博物館も徒歩圏内だ。
ホテルは1987年にオープン。2017年に30周年を記念して、60億ドルをかけて改装し、グランド・リオープニングした。客室数は533部屋。和風をモダンに解釈した内装は、ブルーを基調にエレガントで、クラシックな雰囲気。ゴールドカラーの調度品が上品なアクセントになっている。2階にはモダン・アジアン料理のレストラン「ANZU」があり、お寿司や和牛も堪能できる。サウナやスチームルームもあり、リラクゼーション施設も完備。サンフランシスコの上空が臨めるガラス張りのインドアプールも設置されている。出張のため落ち着いたステイを求める人にも、レジャーや観光で訪れる人にも最適のオプションだ。また日本人のスタッフもいるので、英語に自信がない人にも安心。スタッフは親切で、何でも親身になってくれるのでとても心強い。
サンフランシスコはここ数年で、ニューヨークを凌ぐ勢いで、家賃が高騰している。シリコンバレーに拡大するスタートアップ会社で働く人々が、サンフランシスコに住み、シリコンバレーに出勤するというスタイルを始めたからだ。シリコンバレーよりも、娯楽の詰まったサンフランシスコに住居を構え、充実したライフスタイルを送りたいと思うのも納得だ。次々と新しい開発が生まれ、2018年8月にはダウンタウンに最新型のターミナル「セールスフォース・トランジット・センター」がオープン。鉄道駅やバスターミナルに加え、レストランやショッピングスペース、空中庭園が一緒になった大型施設だ。
先述のニコラスの話に戻ろう。彼はとにかく高級志向。一流のレストランで食事をして、身につけているものも全て上等なもの。そんなエグゼクティブな主人公の宿泊先として設定されていたのも納得。きめ細かな配慮とサービスが行き届いている。ニコラスを気取って実際に滞在するもよし。ダウンタウンのアップカミングなスポットをチェックするもよし。サンフランシスコの魅力を堪能すべく、便利なロケーションに滞在しながら、ワンランク上のひと時を過ごしたい。そんな時に、このホテルほど最適な場所はない。なお、映画の結末は見てのお楽しみ!
Hotel Nikko San Francisco
222 Mason St
San Francisco, CA 94102
TEL: +1 415-394-1111
www.hotelnikkosf.com
約23,000円〜/泊(季節により変動する)
Text:Azumi Hasegawa