紳士の雑学

スーツのたたみ方を写真で紹介!
スーツが型崩れやシワにならないためのお手入れ方法

2022.09.16(最終更新:2023.09.21)

スーツのたたみ方を写真で紹介!<br>スーツが型崩れやシワにならないためのお手入れ方法

高価なのにしわがついたスーツより、安価でもピシッとしたスーツのほうがビジネスでは格上です。そのポイントのひとつとなるのが収納。正しい保管は、見た目はもちろんのことコンディションの維持、ひいてはスーツの寿命も左右します。

目次
  1. スーツは型崩れしやすくシワになりやすいもの
  2. 毎日の収納ではアイテム別にハンガーに吊るし収納する
  3. 定期的なブラッシングがスーツの寿命を延ばす
  4. 衣替えの季節にはクリーニングへ
  5. 吊るすスペースがない場合はたたんで収納を
  6. まとめ

体に沿って裁断されたスーツは立体的なもの。つぶれてしまってはその持ち味は半減です。最適なのはしっかりしたハンガーにかけることですが、状況によってままならないことは少なくありません。デイリー、シーズンオフの長期保管それぞれで、正しい収納方法を紹介します。

ジャケット、パンツとも専用のハンガーを使用しましょう。前者は肩が張って、しっかりと形がキープされるもの、パンツはずり落ちないようにとめる箇所があるものが適しています。後者はウエスト部分を留めるタイプがしわがつかないので理想ですが、ない場合は二つ折りにしたところをおさえる留め具や滑り止めがあるものを。何もないと滑り落ちてしまいます。

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スーツハンガー¥4,000ナカタハンガー(ナカタハンガー 03-6423-1222
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シャツも同様に肩に張りがあるハンガーを用意しましょう。また左右の長さが肩幅に合っていることも大切なポイントです。長短どちらも過ぎると、アイロンでは落ちにくい張った跡がついてしまいます。

目立つ汚れはなくても、スーツの生地には埃や塵がたまっています。放っておくとカビや臭いの元となります。こうした汚れや臭いを防止するために効果的なのがブラッシング。

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毛足の長い天然毛のブラシを生地にあて、下から上にホコリを浮かすようにし、次にそのホコリを上から下へのブラッシングで落とすようにします。ラペルの裏や裾のダブル折り返し部分など、ホコリがたまりやすい部分も念入りに。

衣替えの季節にはクリーニングへ

カビや臭いなどのダメージは、短いサイクルでクローゼットから出すオンシーズンより、オフの保管時に発生しやすくなります。そのため、春夏と秋冬の衣替えにはクリーニングに出すようにしましょう。

クリーニング終了後は必ずビニールから取り出して仕上がり具合をチェック。頼んでいたシミが消えているかどうか、ボタンの割れなどのダメージがないかなどを必ず確認してください。あった場合は早めにクレームを入れて対応してもらうようにしましょう。

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スーツにとって湿気は大敵。シーズンオフは通気性を保ちつつ、ホコリを防げる不織布のカバーをかけるのがおすすめです。また虫食いは小さな穴でも修理に費用がかかりますから、防虫剤も忘れずに。さらにスペースが許せば、なるべくスーツ同士が接触しないよう、隙間をつくるようにするとベストです。

自宅にクローゼットがあっても、スペースには限りがあるもの。シーズン中のワードローブでいっぱいの人は多いでしょう。そんな場合はたたんで収納するのも手です。

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1.まずはジャケットのボタンをしめ、裏返して襟と左右の肩の中間を目安に、背中側へ順に折り返します。

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2.次にパンツをファスナーの辺りで二つ折りにし、片足になった状態で真ん中、さらにその半分にたたみます。この状態でジャケットの襟下、肩甲骨のあたりにジャケットからはみ出ないようにレイアウト。

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3.ジャケットをみぞおちあたりのラインで背中側から上下に折り、パンツを包み込むようにして縦を半分の長さにしてください。ジャケット、パンツがばらばらになるのを防ぐだけでなく、パンツがクッションとなり、ジャケットのつぶれを最小限に抑えてくれます。

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4.その後は収納ケースに防虫剤を入れて保管。この際、スーツを入れすぎると重みが型崩れの原因となりますので、余裕を持って多くても3、4着にとどめておくようにしましょう。

毎日のちょっとした手入れと正しい保管が、スーツにとってメインテナンスの基本。慣れれば決して難しくありません。何より、自分が選んだ服に対して愛着がわくメリットがあります。ビジネスでの大切なユニフォーム、そしてパートナーへのケアを忘れずに。

①ジャケットは立体感が命。その状態をキープすることが必須。
②シミやカビを防ぐために、毎日のブラッシングとオフの防虫対策を。
③スペースに余裕がない場合は、たたんでキープするのも効果的。

Photograph:Tomoka Tanaka(kiitos)
Styling:Yukihiro Yoshida
Text:Mitsuhide Sako(KATANA)

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