紳士の雑学

スーツに合うネクタイの選び方

2020.06.16

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スーツ、シャツ、ネクタイという、主となる3つのアイテムで構成されるスーツスタイル。単純明快な組み合わせですが、色や柄のチョイスを間違えてしまうと、せっかくのフォーマルな装いが台無しになってしまいます。では、どうすればスマートに着こなせるのか?

緻密な世界が広がるスーツの世界、そんな組み合わせの基本を紹介します。

Vゾーンを構成するルール

スーツスタイルの印象をつかさどるのがVゾーン。スーツとネクタイを合わせるにあたって、まずはVゾーンを構成するためのルールを知る必要があります。着こなし上手な人ほど、こうした基本に忠実。そこに軸足を置きながら、崩したり遊んだりしているのです。ということで、守るべき大事なポイントを紹介します。

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ネクタイの幅と長さ。

ひと口にスーツといえどシルエットによって、仕立てのサイズが変わってきます。それによってネクタイも選び方が変わります。基準はラペル。ネクタイとラペルの幅がおなじくらいになるようにセレクトするとバランスがよくなります。加えて、長さも。首に巻いて垂らしたときに、ベルトにかかる程度の長さに調整して巻くようにしましょう。

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オケージョンに合わせた服装。

仕事はもちろん、冠婚葬祭やパーティーなど、スーツを着るシーンはさまざま。それに合わせて服を選ぶのはもちろんなのですが、気をつけたいのは目上の人に会うときのスーツ。あまり派手だと悪い印象を与えかねないので、主張はほどほどにしたいところ。そんなときは色柄を抑えるのがベター。ネイビーやグレーなどのベーシックなスーツに、レジメンタルやドット柄のネクタイを合わせるなど、シンプルな組み合わせが適正です。

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柄の組み合わせで華やかに。

着こなしを華やかにしたい場合は柄と柄の組み合わせにチャレンジするのもひとつの方法。注意したいのはメリハリ。アイテムの柄の細かさに配慮しながら、どちらかが大柄なら一方は細かくするなど、きちんと足し引きしながらバランスよく組み合わせることを意識すると、華やかながらも抑えの利いた着こなしに。初心者の方はスーツとネクタイの色に統一感を出すのがおすすめです。

ネクタイの色は何色が映えるのか
スーツに合わせたときのおすすめコーディネート 色編

着ているスーツがその人の印象を決定づけるのと同様に、締めているネクタイもイメージを大きく左右するアイテムです。では、どのような色を選ぶのがいいのか? 色別にその印象を紹介していきます。

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■ネイビー

礼儀が正しく、信頼できる印象を与えるネイビー。目上の人と会うときや、商談などの緊張感のあるシーンで締めるのがおすすめです。

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■ブルー

清涼感が漂うブルーは爽やかでいて、どこか知的なイメージも与えます。若々しくフレッシュな印象をアピールしたいときに有効。

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■レッド

人の目を引きやすい華やかさののあるレッドは力強く、外交的なカラー。勝負の日や、デートなどで締めたい色です。

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■ブラウン

落ち着きを感じさせるブラウンは、堅実さをアピールできます。余裕のある大人を演じたいときに選んでみましょう。

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■グレー

人にクールな印象を与えるのがグレー。ビジネスで交渉があるときや、慎重さを求められるときに締めていると効果的です。

スーツに合わせたいネクタイの柄

色と同じく気になるのが柄の印象。ということで、ネクタイの柄が与えるイメージも紹介していきます。

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■無地(ソリッド)

飾りけがない一方で万能なのが無地。ビジネスシーンから冠婚葬祭まで幅広く活躍します。

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■レジメンタル

知的な印象を与えるレジメンタルは王道の柄。目上の人と会うときや、基本を守りたいときに選ぶべき一本。

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■ペイズリー

ビジネスシーンにおいて、ややカジュアルでも許されるときや、プライベートで締めたいペイズリー。個性的なスタイルに挑戦したいときにもおすすめです。

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■小紋

上品さを感じさせる小紋柄。幾何学模様や花柄などさまざまなタイプがあり、さりげなく個性をアピールしたいときにも使えます。

ネクタイ、スーツ、シャツのおすすめコーディネート(シーン別)

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ブラウンのスーツで上司からの好印象を獲得。

大事な会議の日は上司から好印象を獲得したいもの。そんなときは落ち着きを感じるブラウンのソリッドスーツがおすすめです。そのスーツに合わせるように、ブラウン系の色が入ったレジメンタルタイを締め、シャツはつやのあるホワイトのレギュラーカラーのシャツで清潔感をアピール。親しみやすく、頼りがいを感じる組み合わせで、大事な場面を乗り切りましょう。

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プレゼンテーションを乗り切るために。

取引先に赴いてプレゼンテーションをするときは、誰でも緊張します。心もとない気持ちを少しでも和らげるために、ビシッと威厳を感じるネイビーの無地のスーツを着ましょう。シャツはオックスフォードのボタンダウン、タイはグレンチェックの柄をチョイスしてトラッドな装いに。モノトーンで重さを感じさせつつも、グレーを基調にしたタイがクールで有能な印象を与えてくれます。

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会食のときはさりげなく華やかに。

終業後、上司や同僚と会食に行くことがあります。そんなときは目立ちすぎず、少しだけ華やかに装いたいもの。ピンストライプのスーツがそんなシーンに最適です。シャツは無地ホワイトのボタンダウンでメリハリをつけながらも、オリーブ色のタイで抑えを利かせながらスーツの魅力を引き出します。タイバーをつけて立体感のあるVゾーンをつくりつつ、さりげなくつやっぽさをだすのもアリです。

まとめ

色や柄の組み合わせによってさまざまな印象を構築できるスーツスタイル。人によってスーツを着るシーンはバラバラですが、その場面ごとにアイテムを組み合わせながらコーディネートを組みたいもの。与えたい印象に合わせて、アイテムを買い足してみるのもおすすめです。ぜひ、新しい着こなしにチャレンジしてみてください。

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