旬のおすすめ

着こなしに差がつく暖色系のワントーンコーデ攻略法

2019.04.26

待ちに待った春の到来。分厚いコートはクローゼットにしまって、新しい季節にふさわしいフレッシュな服を着たい。そこでチャレンジしたいのは旬のカラーをまとったスタイリング。鮮やかな色を身につけて、気分を盛り上げよう。ビギナーから、難易度の高いカラーコーディネートに至るまで、全4回にわたってつのコーディネートを紹介。

ブルーやネイビーを使ったワントーンコーデはよく見かけるが、意外と難易度が高いのが 暖色系の色でまとめたスタイリング。ホワイトやブラック、グレーといったベーシックな色を差し込んだりせずにコーディネートを成立させる方法を紹介。

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ジャケット¥55,000(エキップセッタンタ)、パンツ¥23,000(ジャブス アルキヴィオ)、シューズ¥68,000(クロケット&ジョーンズ/以上ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)Tシャツ¥10,000(セオリー/リンク・セオリー・ジャパン 03-6865-0206)サングラス¥39,000(オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス/ブリンク外苑前 03-5775-7525

サファリジャケット、クルーネックのTシャツ、そしてタック入りのトラウザーという着こなしは、カジュアルなトラッドスタイルの王道的な組み合わせ。でも、全体の色使いがどこか春を思わせ、ほどよい力の抜け具合を感じる。ライトブラウンにオレンジピンク、そしてダークブラウンに至るまで、ブラウン系の色でまとめているが、よく見るとトップスとボトムスで明暗のコントラストがついている。コーディネートの印象を決めるトップスは春なので明るめの色をチョイスし、ボトムは暗めで引き締める。色のトーンをはっきりと切り替えることでメリハリが生まれ、奥行きが増す。

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加えて、それぞれのアイテムの素材もポイント。どのアイテムもコットンを使用しているが、ジャケットは洗いがかかっていてマットな質感なのに対して、インナーのTシャツはやや光沢があり滑らかな肌触りの生地を使っている。また、ボトムも同様にサテンのような微光沢があり、つるっとしたタッチ。つまり、インナーとボトムの生地には軽さがあるのでコーディネートに軽快なムードが加わるわけだ。色使いに対して細かな配慮を心がけ、生地の特徴をしっかりと把握すれば、難易度の高い暖色系のワントーンコーデもキチンと攻略できる。

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

【週末にオススメのカジュアルコーデ】

Photograph : Sunao Ohmori (TABLE ROCK.INC)
Styling : Masahiro Tochigi (QUILT)
Text : Yuichiro Tsuji

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