スーツ
新しい仕事着、指名買いリスト。
Q5 出張用のスーツを持っていますか?
2019.10.11
仕事着の中心はスーツだ。多様化の時代でも、それは変わらない。しかし、スーツは変わる。クールビズ期間が終わり、再びタイを結ぶ季節。指名買いリストからの選択で、ビジネスワードローブの更新を始めよう。
快適さが段違い、ジャージー使いのスーツが台頭。
織り機ではなく、編み機を用いた生地であるジャージーは伸縮性に富むことが特徴。ひじやひざの曲げ伸ばしが格段に楽。そのうえシワになりにくい。そんなジャージーのスーツは出張用として適しているが、その機能性はビジネスにおける〝普段着〞としても見逃せない。やわらかな着心地はリラックス感を生み、アクティブな動きを妨げない。一度、体感したら後戻りできないような快適さ。秋の指名買い、上位リストである。
CHOICE: 013 CARUSO(カルーゾ)
カルーゾのアンコン仕立てモデル「バタフライ」のスーツ。ジャージーの伸縮性と相まって快適な着用感。
CHOICE: 014 DESIGNWORKS(デザインワークス)
技術革新による生地づくりの新しさを示す、ヘリンボーン柄をプリントしたジャージーのセットアップ。ビジネストリップはもちろん、デイリー用としても活躍。シャツとタイはベージュ系の配色に整えて、柔和な印象のコーディネートに。
CHOICE: 015 NEWYORKER(ニューヨーカー)
「ムービングコンフォート」と銘打ったニューヨーカーのセットアップ。日本の老舗ニットメーカーが手がけた特殊ニット生地、「バランサーキュラー」を使用。伸縮性を発揮しつつ、しなやかなハリとコシをもつ。軽量化を図った仕立てもポイント。
「アエラスタイルマガジンVOL.44 AUTUMN 2019」より転載
Photograph: Osami Watanabe
Styling: Masayuki Sakurai, Akihiro Mizumoto
Hair & Make-up: Masayuki(The VOICE)
Edit & Text: Kenji Washio