旅と暮らし
いまの東京を見下ろしながら
ゆったりと珠玉のフレンチを[部長の名店]
ジランドール
2020.01.09
接待のテッパンといえばハイクラスホテルのレストラン。部長がすすめてくれたのは、オフィスと同じビルにあるパーク ハイアット 東京41階のヨーロピアンブラッセリー「ジランドール」だ。一般にホテルのレストランは入り口がはっきりして、格式の高さを強調する場合が多いが、こちらはエレベーターホールから歩くとすぐにダイニングスペースがあり、気負いなくリラックスしてお客さまをご案内することができる。
入り口から広がる開放的なスペースは写真のとおり。そのまま奥に向かえば、東京を見下ろす景色と共に席が用意され、個室風仕切りのある席も2カ所。向かって右手の小さな空間には、まるで夜行列車で食事をするような雰囲気ある2人席もしつらえられている。
朝食からランチ、ディナーまで、どのタイミングの接待も可能だが、今回紹介するランチも伝統的なフレンチをベースに旬の素材を生かした味わいが魅力。丁寧に仕上げられた料理と景色で、お客さまへの敬意を表すことができる。
開放的なエントランスには、世界中の食事を楽しむ人々の写真のコラージュがある。予約すれば、窓際の席や窓際端に位置する個室風スペースもオーダー可能。夜景も見事!
Photograph: Reiko Masutani
Text: Sachiko Ikeno