カジュアルウェア

カラーバランスを調整してワイドパンツを上手に克服

2020.03.18

ワイドパンツを品よくおしゃれにはきこなしている人を街で見かけると、うらやましく思う。人よりも洗練され、しゃれて見えるからだ。難易度が高く、普通の着こなしでは合わないと思いがちなワイドパンツ。でも、この春に挑戦してみるのはどうだろう? 気分も装いも変えて新しい季節を迎えるための、ワイドパンツを使ったコーディネートを紹介。

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パンツ¥35,000(チノ/モールド 03-6805-1449)、ニットベスト¥14,000(アラン ペイン/ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)、カットソー¥3,500(ナノ・ユニバース/ナノ・ユニバース カスタマーサービス 0120-705-088)、キャップ¥4,300(コロンビア ブラックレーベル/コロンビアスポーツウェアジャパン 0120-193-803)、スニーカー¥22,800(ゼットディーエー/アイ ファウンド 03-6434-7418

腰から裾に至るまで迷いなくストンと太いシルエットがキープされたワイドパンツは、ウエストをドローコードで調整するイージー仕様。どこかリラックスムード漂うアイテムだが、深く濃いネイビーで堂々とした上品さも感じる。上下ネイビーで合わせて全身ダークトーンで落ち着かせたいところだが、それだと陽気な春の季節に合わない重たいコーディネートになってしまうので、トップスの明るい色でバランスを取る。ベストは色の配分が取りやすいアイテムなので、ワイドパンツと同様、この季節に採り入れたいアイテムだ。キャップやシューズはあえてパンツと同系色で合わせ、上下で色を引き締めると収まりがよくなる。

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ポイントはベストの素材と、インナーのネック部分。ニットはコーディネートに清潔感と品を与える。特に今回のようなケーブル編みだと、着こなしにほどよいカジュアル感が生まれるので、ワイドパンツとの相性もよりよくなる。インナーはモックネックのようにリブの幅が広く、首が詰まったアイテムが好ましい。だらしなく見えないうえに、首元にポイントが生まれトレンドを上手に採り入れることができる。

掲載した商品はすべて税抜き価格です。

Photograph : Hiroyuki Matsuzaki
Styling : Masahiro Tochigi (QUILT)
Text : Yuichiro Tsuji

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