接待と手土産
ミシュラン二つ星の料亭「銭屋」2代目主人・
高木慎一朗氏を総料理長として迎えた、
アマン京都の日本料理「鷹庵」がグランドオープン!
2020.04.08
アマン京都の日本料理「鷹庵(たかあん)」が、ミシュラン二つ星の金沢にある料亭「銭屋(ぜにや)」2代目主人・高木慎一朗氏を総料理長として迎え、2020年4月1日(水)にグランドオープンを迎えた。
「鷹庵」は、江戸時代初期の芸術家、琳派の創始者として名高い本阿弥光悦が居を構え、芸術村として栄えたことでも知られる京都・鷹峯(たかがみね)にある。かつてこの地で、光悦がさまざまな分野の芸術家たちと共に新しい価値を生み出してきたように、金沢の老舗料理人とアマン京都の日本料理「鷹庵」がひとつになり、ここ鷹峯を舞台に、食材や器、美術品などとの出合いを尊びながら、新しい日本料理の美学を世界に発信していくのだという。
総料理長・高木慎一朗氏は、「日本料理は伝統工芸や伝統芸能と並ぶ、日本文化の重要なプラットフォームのひとつです。独自の美学をもつアマン京都という舞台で日本料理を昇華させ、日本文化の真髄に触れる新たな食の体験を提供します。そして、また戻りたいと思っていただけるような“ディスティネーションレストラン”を築いて参ります」とコメントした。
鷹庵では、「二十四節気」という考え方のもと、ひとつの旬な食材のなかの「走り」「盛り」「名残」といった日本でしか奏でられない繊細な季節の移ろいにこだわり、厳選した食材を、そのとき最もおいしい料理に仕立てた総料理長おまかせのテイスティングメニューを提供する。また世界各国のワインのみならず、日本のワイナリーにも注目し、ソムリエ厳選のワインセレクションや季節ごとにセレクトを替えた日本酒を豊富に取りそろえている。総料理長の一品一品の個性に合わせたワインや日本酒で、料理のおいしさや風味をよりいっそう引き立てるペアリングの提案もしている。
総料理長・高木慎一朗氏との出会いは、アマン京都の関係者が料亭「銭屋」を訪れ、独創的な料理とカウンター越しに味わうライブ感あふれる粋なおもてなしに感化されたことがはじまりだ。「LAND TO TABLE」をコンセプトに、食を通して自然と一体となる体験を提供するアマン京都と、自然の恵みを引き出しながら常に進化しつづける高木慎一朗氏のビジョンが重なり合い、日本料理「鷹庵」でのダイニングエクスペリエンスを共により豊かに育んでいくことを決意したのだ。鷹峯の新たな食文化への挑戦に、ぜひご期待いただきたい。
インフォ
鷹庵 総料理長 高木慎一朗(たかぎ しんいちろう)
「銭屋」初代主人の父のもと、石川県金沢市で生まれ育ち、大学卒業後、1年間の米国留学を経て、京都の老舗懐石料亭「京都吉兆」で修業。1996年に実家が経営する「銭屋」に入り、2008年に2代目主人に就任。「メニューは持たず、お客さまに出す1秒前まで料理を進化させる」という独創性に富んだアイデアと心意気で、2016年には「銭屋」をミシュラン二つ星レストランへと導き、同年、ルレ・エ・シャトーに加盟。また2008年にニューヨーク日本総領事公邸晩餐会で料理を担当したのをきっかけに、海外での活動の舞台が広がり、ニューヨークやパリ、ミラノなど世界各地のホテルやレストランでコラボレーションイベントを行うなど、日本料理の普及・発展に努める。
日本料理「鷹庵」
住所:京都府京都市北区大北山鷲峯町1番(アマン京都)
営業時間:昼/12:00〜15:00(最終入店13:00)、夜/18:00〜22:00(最終入店20:00)
お品書き:昼/おまかせ¥15,000、夜/おまかせ¥30,000
※料金にはサービス料別途加算。
※高木総料理長がカウンターに立つ日は限定されている。
掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
問/075-496-1335(9:00〜19:00)
Text:AERA STYLE MAGAZINE