ロイヤル コペンハーゲン「フローラ ダニカ」230周年記念！
香川県の伝統工芸「香川漆芸」と共同製作した
完全受注生産の茶箱2種を発表！

ロイヤル コペンハーゲンは、「Flora Danica（フローラ ダニカ）」230周年を記念して、コラボレーションアイテムを展開していくことを発表した。第1弾として、香川県の伝統工芸「香川漆芸（しつげい）」と共同製作した「望（のぞみ）」を販売する。

第1弾としてタッグを組む「香川漆芸」は、19世紀に高松藩主の保護を受けて発展し、経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されている香川県の伝統工芸。蒟醤（きんま）、存清（ぞんせい）、彫漆（ちょうしつ）という「香川漆芸」の三技法が特徴である。高松藩には、18世紀に植物を細密に写実的な技法で描いた植物図鑑「衆芳画譜（しゅうほうがふ）」と「写生画帖（しゃせいがじょう）」が存在する。同時期のデンマーク王室は啓蒙主義（けいもうしゅぎ）の時代にあたり国内に自生する植物約3000種の植物大図鑑『フローラ ダニカ』を編集していた。光や風、音を聴き、季節にたちのぼる空気の変化を感じ取り、咲く花を野にあるように描き出す感性に共感し、今回の共同製作に至った。

監修を務めた人間国宝（重要無形文化財「蒟醤」保持者認定）の山下義人氏は、「漆の函（はこ）は正倉院（しょうそういん）にもあり、納めた宝物を千年、万年先にも護り残そうというもの。子々孫々まで使える“末代物”の茶箱を作れたらという思いで取り組みました」とコメントした。

「望（のぞみ） 野点茶櫃（のだてちゃびつ）」は、つややかな鏡面のような漆黒の茶櫃に茶葉を入れる茶筒と茶托、菓子盆、「フローラ ダニカ」のモカカップ5客を組み合わせたセットとなっている。茶櫃のふたを開けると、茶筒と茶托、モカカップがのったトレーがおさまっており、その下に菓子盆が収納されている。

「望（のぞみ） 野点小箪笥（のだてこだんす）」は、「フローラ ダニカ」のティーセットに茶葉を入れる茶筒、ロイヤル コペンハーゲンのジャムを収められる小函（こばこ）、濃紫のティーナプキンを組み合わせた2人用のセットとなっている。白蝶貝のつまみが付いた扉を下方に開くと鮮やかな蒔絵が広がり、漆黒の小箪笥の上段にはプレートとティーナプキン、中段にはティーカップ＆ソーサー、下段にはティーポットと茶筒、小函を収納する。

「望　野点茶櫃」と「望　野点小箪笥」のふたと扉の裏には蒔絵が施されており、経年変化により徐々に透明度が増し、10年ほどでより強い輝きを放つようになるという、世代を超えて受け継ぐべきものにふさわしい装飾となっている。

フローラ ダニカ 230周年記念作品「望」
発売時期：2020年4月 ※完全受注生産
販売店舗：ロイヤル コペンハーゲン本店　※特別な場合に限りその他店舗でも展開。
製作納期：約6～10カ月

■「望　野点茶櫃」　￥2,000,000
商品内容：茶櫃、菓子盆、茶筒、茶托5点、「フローラ ダニカ」モカカップ5客
■「望　野点小箪笥」　￥3,200,000
商品内容：小箪笥、茶筒、小函、「フローラ ダニカ」ティーポット、「フローラ ダニカ」ティーカップ&ソーサー2客、「フローラ ダニカ」プレート2枚、ティーナプキン2枚、ジャム、紅茶

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問／ロイヤル コペンハーゲン 本店　03-3211-2888
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