週末の過ごし方
蓄音器に耳を傾ける犬がトレードマーク。
ビクターマーク由来の物語をアレンジした、
大人も読みたい家族の絆を感じる絵本。
2020.05.08
レコード会社「Victor(ビクター)」のロゴマークとして長年愛されている蓄音器に耳を傾けるNipper(ニッパー)は、絵画「His Master's Voice(ヒズ マスターズ ヴォイス)」のモデルとなった犬である。
イギリスの画家Francis Barraud(フランシス・バロウド)が描く「His Master's Voice」のストーリーに感銘を受けた、円盤式蓄音器(グラモフォン)の発明者であるEmil Berliner(エミール・ベルリナー)がこの名画を商標として登録した。
このロゴマークが誕生するきっかけとなったストーリーを基に、グラフィックデザイナー兼アートディレクターである石浦 克(いしうら・まさる)氏がアレンジした絵本『NIPPER-His Master’s Voice-(ニッパー ヒズ マスターズ ヴォイス)』が完成した。
石浦 克氏は、アート作品やアーティストの言葉を紹介するアートサイト「色名/SHIKIMEI」のディレクター兼グラフィックユニット「TGB design.」「TGB lab」の代表。アエラスタイルマガジンではアートコーディネーターを担当している。
今回、ロゴマークにまつわる犬のニッパーと家族をめぐる心温まる絆の物語を、幅広い世代の人に知ってほしいとの思いから制作したという。
コロナ禍における自粛生活中だからこそ、家族と過ごす“いま”この瞬間の大切さを改めて感じることのできる絵本となっている。
掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
問/JVCネットワークス株式会社 https://victor-store.jp/nipper/
Text:AERA STYLE MAGAZINE