接待と手土産
5種の餃子と雰囲気ある空間で
心に残る印象的なおもてなしを[部長の名店]
餃子坊 豚八戒
2020.05.20
知る人ぞ知る予約困難な餃子の名店。そのうわさを聞きつけて、遠方からの客も少なくないという。
ここに来たなら、まずは餃子。5種類ある餃子は、すべて餡と包み方が異なる。写真のもの以外にも、餃子1個に1尾のエビを使用した「明蝦餃子(エビ水餃子・640円・税込・以下同)」や肉は使わず厚揚げと干しエビで仕上げた「八戒餃子(精進蒸し餃子・540円)」、豆腐に少しのひき肉とたっぷりのニラとしいたけが入った「天蓬餃子(豆腐水餃子・520円)」があり、どれも味わいが異なるので、3人以上なら全種類オーダーで正解。
古民家をリノベーションした店内には、入り口が2つ。テーブル席エリアと写真のカウンター席エリアがあり、店内でつながっている。個室はテーブル席エリア(最大12名)とカウンターエリアの2階のお座敷。部長のおすすめは後者だ。
「狭い階段を上ってたどり着くと民家の部屋のような空間。接待した方との距離感が縮みます」とのこと。餃子の味と個性的な空間で記憶に残るおもてなしができる。
部長のおすすめはカウンターエリアのお座敷。餃子・火鍋以外にも郷土料理が。締めの「ちまき(2個入り・500円)」も人気だ。
Photograph: Reiko Masutani
Text: Sachiko Ikeno, Akane Matsumoto