紳士の雑学

【2020年/男性版】結婚式のスーツ、知っておきたい種類とは

2020.06.11

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結婚式のスーツは、普段ビジネスシーンで着用しているスーツや礼服を着用しているケースもあるが、黒ならばいずれも結婚式で着用してもいいわけではない。男性のなかでも、特に若手の方はフォーマルなシーンで着ていくスーツに悩まれると思いますので参考にしてみてください。

【結婚式で着るべきスーツ】正礼装とはどんなスーツ?

数あるフォーマルウエアのなかでも、最もフォーマルで格式の高い装いが正礼装です。モーニングコートやイブニンングコートがそれに該当し、名前にあるとおり、一日のうちでそれぞれ着られる時間帯が決まっています。主にもてなす側の主催者の立場にある人が着ます。

モーニングコート

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昼間に行われる慶事や弔事の際に着るのがモーニングコート。ジャケットの前立ての裾が丸くカットされているのが特徴で、ほかに黒いベスト(慶事の場合はグレーもアリ)と、コールパンツと呼ばれる縞模様のスラックスを合わせます。

胸には白いチーフを挿し、足元は内羽根のストレートチップを合わせるのがマナー。主に結婚式や披露宴で、新郎や主賓が着ているのを目にする機会が多いでしょう。または卒業式、入学式などで主催者が着用していることもあります。

イブニングコート

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モーニングコートが昼用なのに対して、イブニングコートは夜に着る正礼装です。晩餐会や舞踏会、音楽会などで着用が求められることが多いです。

行事の招待状などに「ホワイトタイ」とドレスコードの文字が書かれている場合は、イブニングコートを着る必要があります。上着の裾がツバメの尾のように2つに割れていることから「燕尾服」と呼ばれることもあります。黒い上下と、白いシャツ、ベスト、蝶タイを合わせます。

【結婚式で着るべきスーツ】準礼装とはどんなスーツ?

正礼装に次いでかしこまった服装が準礼装です。ディレクターズスーツや、タキシードがそれに該当し、こちらも着用できる時間帯が変化しますが、正礼装と比較して着用できるシーンの幅が広がります。

正礼装が主催者側が着ることが多いのに対して、準礼装は招かれたゲストで、主賓、上司、スピーチを任された方など、主催者と近い間柄の人が着用する服として機能します。

ディレクターズスーツ

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昼の準礼装として知られるディレクターズスーツ。ジャケットは通常のテーラードタイプで、色は黒無地が基本です。パンツはグレー×黒の縞模様のコールパンツ、もしくは千鳥格子、ライトグレーのパンツを合わせます。

シャツとタイにも縛りがあり、白無地のウィングカラーか、レギュラーカラーのシャツに、白黒のストライプタイかシルバー、グレーのタイを合わせるのが主流です。足元は内羽根のストレートチップを合わせましょう。

タキシード

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タキシードは夜の準礼装で、「ブラックタイ」とドレスコードが指定されたときに着るもの。ヘチマ形の襟を採用したショールカラーの上着、またはピークドラペルのジャケットを着用します。パンツは上着と共地で側章が入ったものが基本。

中にはウィングカラーまたはレギュラーカラーの白無地シャツに、黒い蝶ネクタイを合わせましょう。また、ベストかカマーバンドの着用がルールです。足元は内バネのストレートチップ、もしくはオペラパンプスを履くのがベターです。

【結婚式で着るべきスーツ】略礼装とはどんなスーツ?

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結婚式で一般的に着られる最もポピュラーなスーツが略礼装です。いわゆる「平服」がこれに当たります。正礼装、準礼装と異なり、昼夜の区別がないので、より幅広い着方が可能です。

「ブラックスーツ」と呼ばれる礼服用の黒が濃い生地を使用したものや、ダークネイビー、ダークグレーといった目立たない色の生地を使用した「ダークスーツ」を着用するのがマナー。柄は無地がルールで、白シャツに白かシルバーのタイを締めるのが無難です。

結婚式は新郎新婦を祝う席であることから、ある程度の華やかさは求められるものの、目立ちすぎはマナー違反。派手さよりも清潔感のある着こなしを心がけたいものです。

まとめ

周りを見渡すと、さまざまな礼服の種類があることがわかる結婚式。その人の立場によって着るべきスーツが変わります。

まず前提として押さえておきたいのは、お祝いの場であるということ。主役である新郎新婦が喜ぶ姿を思い浮かべながら、当日の衣装を決めるようにしましょう。

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