靴
雨の日用だけではもったいない!
ビジネスマン目線で考えられたアシックスの「ランウォーク」がすごい
2020.07.15
突然の雨に降られたり、ジメジメとした湿気を含んだ空気が一日中漂う梅雨の季節。いかに快適に過ごすかを考えて一日のコーディネートを決める人は少なくないはずです。とはいえ、この時期だからこそ楽しめるファッションもあるはず。それをサポートするウエアやグッズがさまざまなブランドからリリースされています。ということで、梅雨を楽しむためのアイテムを紹介していきましょう。
雨が降る日に外へ出るとき、コーディネートはどこから決めるでしょうか? 服で気分を上げるのも大事ですが、雨に濡れても大丈夫な靴から先に選ぶという人も少なくないはずです。ということで、今回は日本を代表するスポーツ用品メーカー「アシックス」の走れるビジネスシューズ「ランウォーク」から、梅雨におすすめの防水シューズを紹介します。
歩きやすさはもちろんのこと、美的感覚を巧みに融合させた技術は圧巻のひと言。開発に関わる大久 司さんにおすすめのポイントを伺いました。
雨の日用だけではもったいない!
ハイスペックドレスシューズ
最初に紹介するのは一般的な革靴の印象を受けるアイテム。「ゴアテックスファブリクス」をライニングに使用したハイスペックなドレスシューズです。
ミッドソールとして板状のスポンジ材を挟むことで衝撃を緩衝していますが、魅力はそれだけではありません。「いかにドレス感を損なわず、なおかつお客さまがアシックスに期待する履き心地を実現するという部分にこだわりました」と大久さんが語るようにアウトソールのカカト部分に秘密があります。
「実はカカトの部分にも衝撃を緩衝するスポンジ材が入っています。それをラバー素材で覆うことでスポンジ面の露出を少なくし、ドレスシューズとしてのルックスを意識しました」とのこと。
加えて、つくりのクオリティーに関しても大久さんは言及します。
「アシックスはこれまでアスリートファーストでモノづくりをしてきました。なので、競技中に靴が壊れてしまうなんてことは言語道断です。そのために独自に厳しい基準を設けてつくっています。一般的な革靴よりも壊れにくく、ソールのすり減りも少ないので、長く履いていただけると思います」。
スポーツ用品メーカーの技術を生かしつつ、きちんとビジネスマン目線でつくられているところに「ランウォーク」の魅力があります。雨の日でなくとも大活躍するアイテムです。
「ランウォーク」メンズ 1231A056/1231A054 各¥36,000
アシックスのテクノロジーを集約
スポーツテイストを採り入れた2020年の新作「ランウォーク」
「アシックス」らしさを感じるスポーティーなソールに、上質な牛革を使用したドレッシーなアッパーを組み合わせたアイテム。
「スニーカーのようなソールを採用しているので、多様性を帯びてきたビジネススタイルにマッチする一足になっています。オフの日にショートパンツと合わせるのもユニークだと思いますね」と大久さん。
ライニングには防水透湿性に優れた「ゴアテックスファブリクス」を使用していて、雨の日でも靴の中が快適です。
おすすめは外羽根プレーントウと、ダブルモンクストラップ、そしてコートデザインの3種類。いわゆる革靴のアッパーとスニーカーに用いられるソールの組み合わせになっていますが、まったく違和感がないのも特徴です。
「ソールに厚みがあるために中敷きを入れてアッパーを組み合わせるとなると、かなりのボリュームが出てしまい見た目が損なわれてしまいますが、このシリーズではその問題をクリアしているところも特徴のひとつです」と大久さん。
履き心地に関しては、スポーツ用品メーカーである「アシックス」ならではの特徴が。
「人の動作を細かく解析して歩行に適した素材や形などを導き出し、その理論をもとに開発をしています。ミッドソールには硬さの異なる素材を使用していて、足裏の部位に合わせてそれぞれ適した硬さになっているんです。なので快適性に関しても、革靴というくくりのなかではきっと満足いただける履き心地だと自負しています」と商品開発の裏側についても教えてくれました。
「ランウォーク」 メンズ 1231A114/1231A079/1231A078 各¥22,000
※掲載した商品はすべて税抜き価格です。
問/アシックスジャパン お客様相談室
0120-068-806
受付時間 10:00~15:00(土・日・祝を除く)
ランウォークGORE-TEX
Text:Yuichiro Tsuji
Edit:Tomoko Komiyama
写真提供:ASICS