ジャケット
俳優・宮沢氷魚、
─遊び心とジャケットをはおって─
2020.09.14
今回、撮影背景に登場するバンクシーの数々の作品についても、実に興味をそそられたと宮沢さん。
「僕は米国のサンフランシスコ生まれという出自もあり、ストリートアートは子ども時代から身近な存在だったんです。特に20代のときなどは、社会に対し問題意識を持ちだす年頃。ストリートアートが掲げるメッセージにハッと気付かされることが幾度かありました。バンクシーの作品もストリートアートのカテゴリーに属すものであり、いわば持たざる人をフォローする意図が作品のテーマだと思っています。しかし昨今はセレブリティがこぞってコレクションし、オークションにも大金が投じられています。思えば少し皮肉な状況かもしれません(笑)」
今回撮影は『バンクシー展 天才か反逆か』の会場をお借りして行われた。宮沢さんには幾つかの作品の前でポーズを取っていただいたのだが、特に目に留まった作品などはあったのだろうか?
「サンフランシスコで見掛けたストリートアートは……
この続きはアエラスタイルマガジンVol.47で。
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宮沢氷魚(みやざわ・ひお)
1994年、アメリカ、カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。『MEN’S NON-NO』(集英社)専属モデルを務める。俳優として、ドラマ『コウノドリ』『僕の初恋をキミに捧ぐ』『偽装不倫』などに出演。初主演映画『his』も大好評。9月17~23日には東京芸術劇場プレイハウスにて、『ボクの穴、彼の穴。』が公演。
Photograph: Yoshihiro Kawaguchi(STOIQUE)
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: Yurie Taniguchi
Text: Tsuyoshi Hasegawa(04)