ジャケット
リモートワークに適した伸縮素材のジャケット。
新しい時代に欲しいもの。13
2020.12.23
先行きが不透明なこれからの時代に、手に入れたくなるものとはなんだろう。それはきっと、体だけではなく、心にもフィットするもの。晴れやかな気分になる、自信がわいてくる、足取りが軽くなる……。新しいエッセンシャルなアイテムが、前向きな自分像をつくり上げる。
自宅でリモートワークをするビジネスマンが増えている昨今、何を着たらいいか、わからないという声を聞く。スーツにタイは、堅苦しくて違和感がある。すすめたいのは、伸縮素材のジャケット。シャツやニットの上にはおれば、仕事モードにスイッチが入る。そのうえ、やわらかさがあり、着心地でリラックスもできる。画面越しであっても、服装の印象は伝わる。プラスの評価をジャケットで得よう。
BAGUTTA(バグッタ)
ウールのジャージー素材を用いたジャケットは、カーディガンのように肩ひじ張らない着心地。裏面にはジャージーのヨレを防ぐために特殊な加工が施されている。よりくつろいだ印象に見えるように、胸ポケットを省くひと工夫も。リモートでの打ち合わせには、こんなジャケットをさっとはおって、画面越しに好印象を獲得したい。
MACKINTOSH LONDON(マッキントッシュ ロンドン)
肩パッドを用いず、肩まわりをやわらかく仕立てた「ニューブリッジ」モデル。「フレックスジャージー」シリーズの一着でもあり、伸縮性に優れ、柔軟で体を包み込むような着心地。ツイード調のグレンチェック柄のプリントが施され、英国流儀の洒脱さも醸し出す
LUNAUL(ルナル)
カラーはブラックながら、ストイックな雰囲気ではなく、カシミヤ100%の弾力性があるニットを用いることでモダン、かつリラックス感の高い印象を抱かせる。職人技を駆使して、裏地にはスポーツウエアに用いられるストレッチ素材を貼り合わせていることもポイントだ。
CIRCOLO 1901(チルコロ1901)
グレーベースにグリーンのペーンが映えるジャケットは、今シーズンのトレンドも採り入れられた一着。素材はコットンにポリウレタンをミックスしたジャージー、体の動きを妨げないストレスフリーな着用感を得られ、座り姿勢が続いてもシワが気にならない利点もある。
掲載した商品はすべて税抜き価格になります。
Photograph: Masanori Akao(whiteSTOUT)
Styling: Masayuki Sakurai , Akihiro Mizumoto
Hair & Make-up: Masayuki(The VOICE)
Edit & Text: Kenji Washio