PROMOTION
特別インタビュー
川島小鳥がソニーα7Cで撮る
「仲野太賀と旅するノスタルジックな東京」
2020.10.23
写真家の川島小鳥さんがソニーα7Cを片手に、東京の下町を旅するフォトストーリー。旅の相手に選んだのは、旧知の間柄である若手実力派俳優 仲野太賀さん。仲野さんが身にまとう気鋭のドメスティックブランドにも注目したい。
カメラがあるだけで、いつもの風景が旅情を感じるものに
「僕にとってカメラを持って誰かと歩くことは、それだけで目に映るすべてが背景になって、旅しているような感覚になれる行為。たとえ見慣れた景色でも、カメラのファインダーを通すだけで新しい気持ちで世界を見ることができるのです」と、話してくれた写真家の川島小鳥さん。
彼が今回旅したのは、昔ながらの面影が残る東京東部の三ノ輪〜巣鴨エリア。被写体は、2017年に写真集『道』を出版した経緯もあり、親交が深い俳優の仲野太賀さんだ。
「このエリアは下町ならではの雰囲気が好きで、個人的にもよく行くスポットです。今回、長いあいだ撮りつづけている太賀くんと一緒に歩くことで、より新鮮な気持ちで楽しむことができました」
撮影場所として選んだのは、商店街や銭湯、喫茶店、居酒屋など、どの町にもひとつはあるような存在。川島さんにとって、旅に行ったような気持ちを味わうことができる場所なのだという。
撮影は、荒川区の「ジョイフル三の輪商店街」からスタートした。都電の終着駅の周りに広がるのは、ノスタルジックでありながらも活気が感じられる風景だ。アーケードの上に登ってみると、目の前に迫る東京スカイツリー。喫茶店「白鳥」の玄関先には、看板の猫が寝そべっている。北区あたりまで足を延ばして、銭湯「稲荷湯」を遊び、居酒屋「宝泉」でビールを一杯。旅気分は、東京のすぐそこ、ご近所でも存分に味わうことができる。そして、旅情に、時代をさかのぼっていくような気分も加わるのだ。
「行くだけで元気になれたり、気持ちを切り替えることができたり、リラックスできたり……。お店の人との何げない会話など、独特のコミュニケーションがあって、コンビニやチェーン店とは違う感覚で楽しむことができるところも、旅っぽいと思います。時代とともに少なくなりつつありますが、なんらかの形で活性化して残っていってほしい存在です」
そしてもうひとつ、今回ならではの試みが、ノスタルジックなロケーションと旬なブランドの掛け合わせだ。
「今回、太賀くんに着てもらったのは、同じクリエーターとして、モノづくりの姿勢をリスペクトしているブランドばかり。これまでは彼の私服で撮ることが多かったので、さらに新鮮な気持ちで向き合うことができました。
自分もモノを作る人間として、インディペンデント精神やモノづくりの喜びの初期衝動のようなものを感じるブランドには、共感する部分があります。写真とファッションで表現方法こそ違いますが、いつもその姿勢に刺激を受けたり、励まされたりしています」
コンパクトで軽い、旅の相棒にぴったりなソニーα7C
ソニーα7Cは、世界最小・最軽量(*1)のフルサイズミラーレス一眼カメラ。携帯性に優れた、小型で軽量なボディーが印象的だ。
「シルバーと黒の配色や小さくて軽くいサイズ感が、僕が昔から愛用していたフィルムカメラに似ていて、新しさと同時に懐かしさを感じました。僕にとってカメラはいつも肩から下げて持ち歩くものだから、相棒みたいな存在。だからこそ、フィーリングのよさは大切です」
このコンパクトなボディーの中に、多彩な撮影性能が盛り込まれ、豊かな表現力を併せ持っているのが最大の特徴だ。
「撮ったときの感想は、とにかくキレイで、色彩がみずみずしいということ。加えて、カメラ自体の機能性の高さも印象的でした。
特にすごいと感じたのが『リアルタイム瞳AF(オートフォーカス)』機能。今回撮影したカットは全部この機能を使ったものですが、カメラが自動で瞳にピントを合わせて、さらに追いかけ続けてくれるから、集中が途切れることがありませんでした。その瞬間ごとの被写体を見つめることだけに集中できて、すごく撮りやすかったです。
たとえば、ジョイフル三の輪商店街で食べ歩きをしているときの一瞬の表情や、宝泉での太賀くんの笑顔の瞬間。こういったカットは、この機能があったからこそ捉えることができたものだと思います」
「銭湯で撮影した、太賀くんが水と戯れているカットは、α7Cの高速連写機能を使ったもの。普段、連写機能は使うことはありませんが、水しぶきの光が一粒一粒まできれいに表現できていて、想像していた以上の映りでした。
どう映っているかわからないままに撮っている部分はありましたが、思っていたより精彩な仕上がりで、カメラの技術力に驚かされました。デジカメならではのシャッタースピードの速さは、普段フィルムカメラで撮ることが多い僕にとって新鮮でしたし、気に入っているカットです。光量が少ないところでもきれいに撮れるのも魅力ですね」
なお、今回撮影に使用したレンズは「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」で、すべての作品が55mm。「僕にとって、見た目と大きさ、重さ、映りで一番しっくりきたのがこれでした。素直な気持ちで、そのままに撮れると感じたレンズです」
ソニーα7Cとともに、下町のノスタルジックなロケーションを巡った今回の撮影。撮影の狙いと、α7Cの使用感を訪ねてみた。「α7Cの印象は、軽くてコンパクトなのに高機能だということ。みずみずしくて豊かな色彩が印象的でした。その表現力を生かして、その場の空気感を写真にそのまま出せたらいいなと思ってシャッターを切りました。今回は人物を撮影しましたが、次は自然の中や街中でどういった写真が撮れるかも試してみたいです」
仲野太賀(なかの・たいが)
俳優。1993年2月7日生まれ、東京都出身。2006年、俳優デビュー。翌年の映画『バッテリー』で注目を集める。以降、NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~ 』、映画『私の男』などに出演。「第6回TAMA映画賞」では、最優秀新進男優賞を受賞。19年6月、太賀から現名称に改名。映画『今日から俺は!!』、ドラマ『あのコの夢を見たんです。』『この恋あたためますか』など話題作に続々と出演し、いま注目を集める若手実力派俳優のひとり。
ソニー フルサイズミラーレス一眼 α7C
世界最小・最軽量(*1)の“Compact”ボディーに、ソニーが持つフルサイズの妥協なき性能を搭載
α7シリーズに、"Compact"をコンセプトにした新たなシリーズ「α7C」が登場。フルサイズの高い描写力を世界最小・最軽量(*1)、約509g(*2)のコンパクトなボディーで実現しました。かつてない小型・軽量ボディーながら、高画質、最先端のAF(オートフォーカス)性能、動画性能など、ソニーが持つ技術を惜しみなく搭載。妥協のない性能をどこへでも持ち運ぶことができ、これまでにない自由な撮影スタイルを実現します。
*1 光学式ボディー内手ブレ補正機構搭載のフルサイズセンサー搭載デジタル一眼カメラとして。2020年9月時点。ソニー調べ
*2 バッテリーとメモリーカードを含む
問/ソニーマーケティング(株) sony.jp/support// 0120-777-886(月~金9:00~18:00)
掲載した商品は税抜き価格です。
Photograph:Kotori Kawashima
Styling:Momomi Kanda
Hair & Make-up:Masaki Takahashi
Text:Hitomi Miyao
Direction:Yamamoto Company