接待と手土産

優美さあふれる非日常の舞台で
シェフズテーブルの極上の美味を。[部長の名店]
表参道うかい亭

2020.10.09

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料理長が全国から選び抜いた黒毛和種の「厳選牛サーロインステーキ」は、脂がほどける加減が絶妙。

「大型案件を成功させたときに、上司に連れて来てもらったのが、この店とのお付き合いの始まりです」と部長が言う名店・表参道うかい亭。鉄板の上で繰り広げられる美食と世界観あふれる空間が「特別な接待」を予感させる。

エントランスは紅漆喰(べにしっくい)の壁に古材を用いた重厚な造り。表参道のケヤキ並木を見下ろすメインダイニングとデザートラウンジをつなぐ回廊には、アールヌーボーの傑作が並んで、まるで美術館のようだ。夜になればすべてがよりなまめかしさを帯び、時間と空間を超越した非日常の世界が現れる。

個室では、磨き抜かれた鉄板の前にシェフが立ち、さながらシェフズテーブルだ。

脂のはぜる音、香ばしい匂いを間近にプリミティブな喜びが湧き上がる。いつの間にか、ゲストとホストの境も緩やかに溶けていきそうだ。招かれた側からするとまさに「(自分が)大切にされている」と実感できる舞台だ。

そうした演出を極めることも、名店の証しだろう。

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グランドコース(1万9800円〜税込・サービス料別)より秋の前菜盛り合わせ。海や山の旬の食材が、彩り鮮やかに盛り込まれている。
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個室の壁には朝顔をモチーフにしたフレスコ画が描かれている。和と洋が混然一体となったインテリアが独特のムードを醸し出す。

「アエラスタイルマガジンVOL.47 AUTUMN 2020」より転載

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Photograph: Reiko Masutani
Text: Sachiko Ikeno, Akane Matsumoto

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