特別インタビュー
俳優・神木隆之介が証明する眼鏡のポテンシャル。
2020.10.22
その男、変幻自在につき
ドラマや映画、舞台などを通して、実にさまざまな顔を披露してくれる男がいる。
彼の名は、神木隆之介。今年で芸歴25周年を迎える、ご存じ国民的俳優である。
27歳とは思えぬ多彩な表現力は、まさに変幻自在。その進化はまだまだ止まらない。
本企画では、そんな男の顔をさらに魅力的に演出する眼鏡というアイテムに大注目。
自己表現の手段としての、装うための眼鏡。その大きな可能性を証明しよう。
俳優・神木隆之介、その視線の先に映るものとは?
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」
今年で27歳になり、芸歴25周年を迎える神木隆之介。2歳でCMデビューを果たして芸能界に入り、現在に至るまで第一線で活躍する。冒頭の言葉は、そんな男にとっての座右の銘だという。
「25年、あっという間でした。でも、そう感じられるのは本当に環境に恵まれてきたからです。周囲に支えられてきたからこそ、役者としてのいまがあります」
卓越した表現力と安定した演技力で、スクリーンやテレビに映る神木はわれわれを幾度となく魅了してきた。幼少期に世間が確信した天与の資は、年を重ねてさらに磨かれ、いまなお進化している。
病魔に侵されながらも懸命に生きる少年、エキセントリックな天才、17歳のプロ棋士…。俳優としての神木は変幻自在に、これまでに実にさまざまな人物を演じてきた。そのなかで特に印象深い作品は?と問われると、悩みながらも大友啓史監督とタッグを組んだ映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』と回答する。
「第1作が公開される前から、瀬田宗次郎役での出演を熱望していました。『役作りはしておくから』なんて、事務所には勝手なことを言ったりして(笑)……
この続きはアエラスタイルマガジンVol.48で。
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神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)
1993年生まれ。映画「屍人荘の殺人」「フォルトゥナの瞳」や、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」などの作品に出演。近年は映画やテレビに加え、舞台の出演、MVの監督・プロデュースでもその才能を発揮。You Tube公式チャンネル「リュウチューブ」は、毎週木曜20時に配信。俳優としての“おもて”と27歳の男性としての“うら”、2つの面から本人を解剖した、25周年アニバーサリーブック「おもて神木/うら神木」(販売:アミューズ)が好評発売中。
Photograph: Kengo Shimizu
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: Ken Yoshimura (AVGVST)
Text: Takeshi Abe