小物

ラウンド型の眼鏡で
[俳優・神木隆之介が証明する眼鏡のポテンシャル。]

2020.10.29

ドラマや映画、舞台などを通して、実にさまざまな顔を披露してくれる男がいる。彼の名は、神木隆之介。今年で芸歴25周年を迎える、ご存じ国民的俳優である。27歳とは思えぬ多彩な表現力は、まさに変幻自在。その進化はまだまだ止まらない。本企画では、そんな男の顔をさらに魅力的に演出する眼鏡というアイテムに大注目。自己表現の手段としての、装うための眼鏡。その大きな可能性を証明しよう。

4種類の眼鏡で、男はどう変身する?

写真・図版
写真上から テンプルの独創的な色彩が見事。¥39,600/アラン ミクリ、目ヂカラを高めるブロウタイプ。¥36,300/オリバーピープルズ(ともにルックスオティカジャパン カスタマーサービス 0120-990-307)、優しいグリーンが魅力のキャットアイスタイル。¥37,000/カトラー アンド グロス(グローブスペックス ストア 03-5459-8377)、ポストモダンが隆盛を極めた1980年代を象徴するたたずまい。¥33,000/ロバート ラ ロッシュ(ブリンク外苑前 03-5775-7525

眼鏡といえば、その起源は視力補正器具。レンズの誕生は10世紀といわれ、そこからは長らく道具としての機能性だけが追求される時代が続いた。眼鏡におけるデザイン性の追求が始まったのは18世紀。それはヨーロッパでファッション文化が進展を遂げた時代だ。貴族たちの、その立場に見合う美しいものを身につけたい、そんな思いが工芸品ともいえる、装飾性の高い眼鏡を誕生させたのだ。

そして機能性と装飾性、その両方を求める現代。いまでは単なる道具としてではなく、自分らしく装うための手段となった。かつて知性や権力、ステータスを示すものとして愛用されたという背景が、眼鏡を“贅沢品”に進化させたのだ。映画やドラマにおける登場人物の個性を演出するための道具としても効力は絶大で、これは皆さまもよく知るところだろう。だからこそ、眼鏡には服装やシーン、あるいは気分に合わせて自由に楽しむことができる、無限大の可能性があると思うのだ。それを次頁から証明しよう。4種類の眼鏡を題材に、俳優・神木隆之介が演じる4人の男。とくとお楽しみあれ!

真剣な男。
――ラウンド型の眼鏡で――

写真・図版
眼鏡¥84,000/ゲルノット・リンドナー(グローブスペックス エージェント 03-5459-8326)、肩に掛けたニット¥27,000/ドルモア(バインドピーアール 03-6416-0441)、シャツ¥24,000、タイ¥25,000/ともにドレイクス(ブリティッシュ メイド 銀座店 03-6263-9955)、パンツ¥39,000/ベルナール ザンス(トゥモローランド 0120-983-522

職業は建築家。大型受注を決めるコンペで、熱心に自らの提案をプレゼンテーションする。そんな真剣な男のまなざしに、知性を与えてくれるのがラウンド型の眼鏡だ。ドイツの眼鏡業界で輝かしい実績を収めたゲルノット・リンドナーが自身の名を冠したブランドで、その眼鏡はスターリングシルバー製。よどみなく輝く美しい光沢は男の強い信念を表しているようだ。

いま選ぶべきラウンド型の眼鏡

写真・図版
写真上から¥64,000/10アイヴァン(アイヴァン PR 03-6450-5300)、¥66,000/E.B メロヴィッツ(ブリンク外苑前 03-5775-7525)、¥42,000/白山眼鏡店(白山眼鏡店WALLS 03-5468-0397

10アイヴァン
「美しい道具」をコンセプトに、デザイナーの中川浩孝が3年以上の歳月をかけ吟味・考察した10の特別なパーツからなるラウンド眼鏡。

E.B メロヴィッツ
1940〜50年代のモデルの復刻「サシャ」。クラシカルなハバナカラーに小ぶりなラウンドシェイプと、太く直線的なテンプルが特徴。

白山眼鏡店
1990年に製作したモデルをモディファイ。金属部は軽量かつ丈夫なチタン製で、ブリッジや智元には細やかな彫金が施される。

神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)
1993年生まれ。映画「屍人荘の殺人」「フォルトゥナの瞳」や、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」などの作品に出演。近年は映画やテレビに加え、舞台の出演、MVの監督・プロデュースでもその才能を発揮。You Tube公式チャンネル「リュウチューブ」は、毎週木曜20時に配信。俳優としての“おもて”と27歳の男性としての“うら”、2つの面から本人を解剖した、25周年アニバーサリーブック「おもて神木/うら神木」(販売:アミューズ)が好評発売中。

「アエラスタイルマガジンVOL.48 WINTER 2020」より転載

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Photograph: Kengo Shimizu
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: Ken Yoshimura (AVGVST)
Text: Takeshi Abe

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