小物
ベーシックな名作眼鏡で
[俳優・神木隆之介が証明する眼鏡のポテンシャル。]
2020.11.05
ドラマや映画、舞台などを通して、実にさまざまな顔を披露してくれる男がいる。彼の名は、神木隆之介。今年で芸歴25周年を迎える、ご存じ国民的俳優である。27歳とは思えぬ多彩な表現力は、まさに変幻自在。その進化はまだまだ止まらない。本企画では、そんな男の顔をさらに魅力的に演出する眼鏡というアイテムに大注目。自己表現の手段としての、装うための眼鏡。その大きな可能性を証明しよう。
ほほ笑む男。
――ベーシックな名作眼鏡で――
フォーナインズより、2013年に発表されたサーモントスタイル「M-16」。その復刻された眼鏡を愛用するのは外資系の証券会社に勤める男だ。仕事でヘマをした後輩を、優しいほほ笑みでフォローする。繊細なラインで装飾されたフロントのメタルパーツはテンプルにつながり、一体感のあるデザインを演出する。クラシックなその表情には、頼もしい男の余裕がにじんでいる。
いま選ぶべきベーシックな名作眼鏡
エフェクター
「ファズ」は2004年に登場したエフェクターの代表作。
白山眼鏡店
白山オリジナルのファーストモデルとして、1975年に誕生したウェリントンスタイル「ハンク」。
オリバー・ゴールドスミス
「カウンセラー」は1960〜70年代から絶大な人気を誇る名作。
モスコット
誕生は1950年代。鍵穴式ブリッジやダイヤ鋲、やわらかく丸みのあるブロウラインが魅力。
神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)
1993年生まれ。映画「屍人荘の殺人」「フォルトゥナの瞳」や、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」などの作品に出演。近年は映画やテレビに加え、舞台の出演、MVの監督・プロデュースでもその才能を発揮。You Tube公式チャンネル「リュウチューブ」は、毎週木曜20時に配信。俳優としての“おもて”と27歳の男性としての“うら”、2つの面から本人を解剖した、25周年アニバーサリーブック「おもて神木/うら神木」(販売:アミューズ)が好評発売中。
Photograph: Kengo Shimizu
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: Ken Yoshimura (AVGVST)
Text: Takeshi Abe