特別インタビュー
伊勢丹新宿店 メンズ館 1階
メンズコスメティクス スタイリスト ホ・キュさん
この人から買いたい、この一品
2020.12.18
身だしなみアイテムの担当として、まずは自ら実践しています
韓国から留学のため来日して、卒業後は三越伊勢丹に就職しました。以前から服が好きで接客という仕事に興味があり小売業界を希望していたのですが、より多くのことを学べる場として百貨店に就職したいと思うようになりました。伊勢丹の評判は以前から知っていて、学生時代は旅行で東京に来るたびに足を運んでいたところ。とても魅力的なお店だと思っていましたし、品ぞろえや展開の仕方が韓国の百貨店とは全然違います。特に新宿店は規模といい品ぞろえといい、世界に誇れる百貨店だと思っています。
入社してすぐは革小物のコーナーを担当していました。今年10月にコスメのコーナーへ異動してきたばかりなので、いまは商品知識を勉強するだけではなく、お客さまに正しく商品の魅力をお伝えするために、自分でもスキンケアやヘアケアアイテムを試しているところです。ファイブイズム バイ スリーのように男性用のファンデーションのカラーバリエーションがそろっているブランドは数少ないですが、肌色を補正するアイテムをお探しの若いビジネスマンのお客さまが結構いらっしゃいます。本館に勤務している私の同期も、時々買いに来てくれるんです。
女性のお客さまが男性に贈るギフトとしてのコスメを探されていることも多いですね。ここはフレグランスからスキンケア、ベースメイクや身だしなみアイテムまで、女性のコスメと同じぐらいさまざまな商品がそろっています。ファッションがお好きな男性でもコスメはまだ買いにくいという方もいらっしゃると思いますので、ギフトとしてコスメを贈られると、とても喜んでもらえると思います。
大学は大分県でしたので、就職して上京しました。一人暮らしと東京に、ようやく慣れてきたところです。韓国語、英語、日本語が話せます。いまは新型コロナの影響で、外国人のお客さまは減ってしまいましたが、日本に住んでいる外国人のお客さまを接客するとき語学は役立っています。フロアには外国語を話せるスタイリストが何名かいますが、メンズ館の1階で外国人は私だけじゃないでしょうか? だからこそ真面目に頑張らないといけないと思っています。
接客のとき、しっかり準備しておかないと、お客さまだけでなくお店にも迷惑をかけてしまいます。仕事のときの服装は常にスーツで、ヘアスタイルもきちんと整えるなど外見も整えて。オフの日もジャケットを着るようにしていますし、革靴を履くなど、できるだけきちんとしたスタイルを心がけています。私がしっかりすることで少しでも韓国と韓国人に、良いイメージをもっていただけるよう頑張りたいと思っています。
ホ・キュさんおすすめの一品
ファイブイズム バイ スリーのジェントリング ウインター セット
ベタつくのに乾燥しがちな男性の肌に潤いを与えて、さわやかに心地よく整えてくれる人気のジェントリングローションに、乾燥を防いでくれる乳液のジェントリングエマルジョンのミニサイズとオリジナルのヘアターバンがセットになっています。初めてお使いになる方にも、なぜこのメーカーが人気なのかわかっていただけると思いますし、あまりスキンケアをされてこなかった方にも、使いやすいスターターキットです。年齢や性別を問わないファイブイズム バイ スリーだからこそ、幅広い世代とお仕事の男性にお使いいただけると思います。
問/伊勢丹新宿店 03−3352−1111(大代表)
Photograph:Hiroyuki Matsuzaki (INTO THE LIGHT)
Text:Yasuyuki Ikeda