バッグ
受け継がれた「一針入魂」!
ポーターから届いた
メイドインジャパンの新作バッグ。
2021.06.28

吉田カバン創業者の吉田吉蔵は、12歳という若さで飛び込んだカバン作りの世界を晩年まで極めつづけたカバン職人。
創業以来、「使うほどになじみ、永く愛用していただけるカバン」作りを目指し、日本製にこだわってカバンを製作。吉田吉蔵の精神「一針入魂(※1)」は、現在まで受け継がれている。
※1 ひと針ひと針を丁寧に縫い合わせていく作業のように、素材選びからデザイン、縫製にいたるすべての工程に手を抜かないというモノづくりを表現。
今季の新作バッグを、下記4つのシリーズより1点ずつ紹介。
1「TANKER(タンカー)」シリーズ
1983年に発表されて以来、PORTERの代名詞になっているシリーズの新色「IRON BLUE(アイアンブルー)」。日本の伝統色である「鉄紺(てつこん)」の深みのある色合いにした上品で落ち着きのある印象に仕上げている。アメリカ空軍のフライトジャケット「MA-1」をモチーフに開発したオリジナル生地を採用。ナイロンツイル(表面)+ポリエステル綿(中間層)+ナイロンタフタ(裏面)の3レイヤー生地はとても軽く、ボンディング素材の柔らかな感触と裏面の鮮やかなレスキューオレンジが魅力。
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2「PORTER WEAVE (ポーター ウィーヴ)」シリーズ
コットンジャカード織り生地とナイロンツイル生地を組み合わせてカバンを仕上げ、製品染めによってコットンサイドを染めたカジュアルシリーズ。角度によって見え隠れする花柄とPORTERロゴをジャカード織りで表現している。製品にしてから染めることで、洗ったような風合い(クタっとした質感)になり、金具などにも味のある風合いが出ているのが特徴。
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3「PORTER MILE (ポーター マイル)」シリーズ
1940年代〜50年代ごろの、アメリカのツールバッグやワークエプロンから着想を得たカジュアルシリーズ。通常コットンキャンバス製が多いワークアイテムを、ミリタリーライクなナイロンコットンツイル素材にすることで軽量に仕上げ、ワークアイテム特有の印象と素材にギャップを生じさせている(2021年7月上旬発売予定)。
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4「PORTER EXPLOSION(ポーター エクスプロージョン)」シリーズ
米軍の防弾ベストやヘルメット、グローブなど に用いられる「SPECTRA®FIBER(スペクトラファイバー)」を採用し、ショルダーバッグや ウエストバッグから、形の異なる収納力に優れたアイテムにトランスフォームするカジュアルシリーズ。さまざまなシチュエーションでフレキシブル に使えることをコンセプトにしており、トラベルシーンにおいてもその機能を発揮してくれる。
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問/吉田 03-3862-1021
※タンカーのみ問い合わせ先が異なります。
問/ポーター 表参道 03-5464-1766
Text:AERA STYLE MAGAZINE