接待と手土産

「ブルートーカイコーヒーロースターズ」のスペシャルティコーヒー
すべて実食! 自慢の手土産 #68

2021.08.23

「ブルートーカイコーヒーロースターズ」のスペシャルティコーヒー<br>すべて実食! 自慢の手土産 #68

フレッシュな香りとクリーンな味わいのインド発のスペシャルティコーヒー

リモートワークが増え、それに伴って自宅でのコーヒータイムが増えた人は多いのでは。私も元々コーヒー好きということもあるが、カフェに行く回数が少なくなった分、自宅でいれるコーヒー豆に凝るようになった。そんなときに知ったのが「ブルートーカイコーヒーロースターズ」だ。

今年日本初上陸を果たしたインド発のコーヒーブランドで、日本ではまだ聞きなれない名前だが、地元ではデリー、ムンバイ、バンガロールなど7都市に31店舗を構える有名店。インド南部の30カ所以上のコーヒー農園から最高品質のアラビカ豆を仕入れ、焙煎、販売とカフェの経営を通じて上質なコーヒーを提供する、インドのスペシャルティコーヒー業界をリードする存在だ。

届いて箱を開けたとたん、辺りに立ち込めるコーヒーのいい香りに胸が躍る。以前、コーヒーの香りには癒やしの効果があると何かで読んだことがあるが、私にはてきめんに効く。豊かな香りに加え、まろやかで雑味のないクリーンな味わいがブレークタイムを上質な時間にしてくれるのだ。

初めて飲んだのは「アティカン産地」の豆。インド国内で最も標高が高いと言われるカルナータカ州の農園で栽培されたコーヒーは、フルーティーな香りとおだやかな酸味が魅力。すっかりファンになってしまった。次回は、最近入荷したという「シータグンドゥ産地」の豆と決めている。ケララ州の有機農園で栽培された豆で、紅茶、レーズン、ヘーゼルナッツの香りがするとのことで、今から楽しみだ。

インドでは、産地ごとに生豆をプロファイリングし、自社ロースタリーズ(焙煎所)でベストな状態に焙煎し、それをできるだけ早く提供することを徹底しているが、日本においても同様だ。インドから直輸入した上質の生豆を温度管理された保冷倉庫で貯蔵し、注文ごとに焙煎しては、すぐに発送する。

焙煎という大切な工程を日本において担うのが、フィロコフィア社の粕谷 哲氏だ。粕谷氏といえば、アジア人として初めてWORLD BREWERS CUPを制した世界チャンピオンとしても有名だが、コーヒーで誰かを幸せにしたいという熱い人物としても知られている。「農園と働く人々に貢献する」という信念を持つブルートーカイと粕谷氏がタッグを組んで生み出した、クリーンで新鮮なコーヒーは、なかなか収束しないストレスフルな日常を、きっと癒やしてくれるに違いない。

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ブルートーカイコーヒーロースターズ(株式会社日印商事)
東京都千代田区麹町2-10-3
価格/アティカン産地125g 780円~、シータグンドゥ産地125g 820 円~(税込み・送料別)
問/0120-526-101
https://www.bluetokaicoffee.jp/

過去の手土産の記事はこちら

Edit & Text:Yuka Kumano

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