週末の過ごし方
コロナ禍でも安心な服選び!
AI によるバーチャル試着サービス
「kitemiru」をアパレルショップで開始。
2021.10.06

AIベンチャーのデータグリッド社は、開発したバーチャル試着体験ができるサービス「kitemiru」の実証実験を、子ども服の人気ブランド「BREEZE(ブリーズ)」のショップでスタート。
「kitemiru」は、AIを駆使したスマホひとつで子どもの試着体験を可能にするサービスで、コロナ禍であってもゆっくりと服選びを楽しめるようになっている。
ユーザーは、スマートフォンで撮影した全身の画像をアップロードするだけで、AIが商品の試着イメージを瞬時に生成。表示するまでに要する時間はわずか約5秒。
また、アパレルブランドは、ECサイト用に撮影したモデル画像を登録するだけで、簡単に試着ページを作成することができる。データグリッド社によると、店舗やオンラインストア、SNSなどさまざまなタッチポイントに試着機能を張り巡らせることで、顧客の生活に寄り添った購買体験を提供するオムニチャネル化を実現していくという。

データグリッドは今後、「kitemiru」にコーディネートを提案するデジタル接客機能の開発も予定している。
実証実験を行う「BREEZE」では、新シーズンのおすすめ商品を試着できる特設サイトの二次元バーコードを期間限定で11月14日(日)まで配布中。
売り場にいながら、似合う服を探すことはもちろん、自宅で家族と共にバーチャル試着写真を見ながらじっくり検討することもできる。
これにより、お店でじっくり服選びができなかった人やプレゼント用の服選びでイメージが湧かずに困っていた人に、バーチャル試着体験を通して新しいファッションの楽しみ方を提供することが可能になる。
問/「kitemiru」特設サイト https://intro.kitemiru.tech
Text:AERA STYLE MAGAZINE