バッグ

既成概念にとらわれないピュアホワイトがまばゆい、
クリーザンのアタッシェ
【現代のビジネスパーソンに贈る仕事鞄】

2021.10.13

既成概念にとらわれないピュアホワイトがまばゆい、<br>クリーザンのアタッシェ<br>【現代のビジネスパーソンに贈る仕事鞄】
W42×H30×D10cm ¥275,000/クリーザン

オフィスに限定しないワークスペースや多様化するビジネスウエアは、仕事鞄の選択肢をぐっと広げた。求めるのは、収納力か機動性か、それともデザインか? 自身のビジネススタイルを鑑みて何を優先すべきかで、導き出す答えは自ずと見えてくる。そんな新時代の働き方に即した仕事鞄を、バックパック、トートバッグ、サブバッグ、アタッシェケースに分けて日替わりで紹介しよう。

日本における鞄生産の中心地として知られる兵庫県豊岡市発のブランド、クリーザン。こちらはブランドの顔ともいえる「ジェッター」シリーズのアタッシェで、素材には純白のシュリンクレザーを採用。「ビジネスバッグは黒もしくは茶色」という従来のセオリーに疑問を感じて企画されたものだが、そのまばいばかりのピュアホワイトを保つために作業を手がける職人は、全て白衣と手袋が義務付けられている。また、油はねを防ぐためにミシンにもカバーをかけるなど、徹底した品質管理を挙げれば枚挙にいとまがない。ほかにも、コバまでしっかり作り込んだ美しいハンドルや、セキュリティーを考慮して左右に配したダイヤル式ロックなど、高度な技術力や機能性の高さに目を見張る。快適さや気楽さが求められる昨今のビジネスウエアのなかで、装いの美学やおしゃれをすることの楽しさを思い起こさせてくれる特別な逸品と言える。

問/コニー株式会社 0796-23-6345

掲載した商品は税込み価格です。

Photograph:Satoru Tada(Rooster)
Styling:Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Text:Tetsuya Sato

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>ドルチェ&ガッバーナをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    ドルチェ&ガッバーナをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.09

  2. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>マックイーンをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    マックイーンをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.10

  3. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>ヴェルサーチェをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    ヴェルサーチェをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.11

  4. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>フェンディをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    フェンディをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.12

  5. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>エンポリオ アルマーニをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    エンポリオ アルマーニをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.13

紳士の雑学