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スマートカジュアルとフォーマルスーツの違い!
押さえておきたいメンズの着こなしとマナー

2022.08.15

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スマートカジュアルはスーツよりもリラックスしたスタイルで、テレワークの普及に伴って需要が高まっています。スマートカジュアルの着こなしのポイントを押さえれば、ビジネスからプライベートまで、充実したおしゃれを楽しめるようになります。この記事では、スマートカジュアルの概要や適したシーン、コーディネート例、おすすめのブランドなどを紹介します。

スマートカジュアルとは? メンズのドレスコード

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そもそも服装にはTPOに合わせたルールがあり、ドレスコードと呼ばれています。それぞれの場面や時間帯にふさわしい服装を心がけておかないと思わぬ恥をかくことになるため、まずはドレスコードを押さえておくことが大切です。メンズのドレスコードの分け方はさまざまですが、フォーマル、セミフォーマル、インフォーマル、スマートカジュアルと大きく4つに分類できます。このうち最も格式が高いのがフォーマルで、セミフォーマル、インフォーマルと格式が下がっていき、最も低いのがスマートカジュアルです。

フォーマルは正礼装とも呼ばれ、結婚式の新郎やその父親、公的行事の主催者などが着用します。昼であればモーニングコート、夜であれば燕尾服を着るのが決まりで、格式の高いレストランやクルーズ船などで正礼装が指定されることもあります。準礼装とも呼ばれるセミフォーマルは、結婚式に参列する親族やパーティーの主賓などが着用する服装です。昼にはディレクターズスーツを、夜にはタキシードを着用します。インフォーマルは略礼装とも呼ばれ、結婚式に参列する一般ゲストの服装です。チャコールグレーなどのダークスーツを着るのが一般的で、昼と夜で服装を替える必要はありません。ドレスコードで平服を指定された場合はインフォーマルの服装を選ぶのが無難です。

最後に、スマートカジュアルはインフォーマルよりもさらにカジュアルで、スーツではなくジャケパンスタイルが主流です。厳密な定義はありませんが、スマートカジュアルを指定された場合はチノパンにジャケット、革靴といったコーディネートにしておけば問題ありません。ジャケットをはおる場合、インナーにはシャツ以外にカットソーなども選べます。カジュアル度の高いスタイルなので、ネクタイを合わせる必要もありません。ただし、Tシャツや短パン、スニーカーといったアイテムはカジュアルすぎるので注意しましょう。

スマートカジュアルが適したシーンとは

スマートカジュアルは、服装規定のゆるやかな職場などでよく着用されています。この場合、スマートカジュアルはビジネスカジュアルとほとんど同義と考えればよいでしょう。また、高級レストランや結婚式の二次会などでもスマートカジュアル以上の服装が求められます。フォーマルとまではいかないものの、ある程度の上品さが求められる場面でスマートカジュアルが求められます。高級レストランでは、ドレスコードにスマートカジュアルを指定しているところも少なくありません。基本的にはジャケパンスタイルで、清潔感のあるきっちりとしたコーディネートが求められます。

スマートカジュアルのコーディネート例

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スマートカジュアルは、フォーマルやインフォーマルのように服装のルールが決まっていない、自由度の高いドレスコードです。だからこそコーディネートを間違えると浮いてしまう恐れがあるので、ポイントを押さえることが大切です。具体的なコーディネートの例を知り、スマートカジュアルのスタイリングの参考にしてください。ここからは、スマートカジュアルのコーディネート例をいくつか紹介します。

ダークトーンでシックにまとめる

ジャケットにチャコールグレー、パンツにカーキを採り入れれば、ダークトーンでシックにまとまるコーディネートになります。さらにインナーにはデニム調のシャツを使い、休日らしい柔らかい雰囲気を演出してみましょう。大人の風格を漂わせたければ、アイテムの質にもこだわってください。ジャケットはクラシカルな仕立てのものを選び、チノパンに適度な光沢があれば全体の印象が上品に仕上がります。革靴とベルトはブラックでそろえ、格調高い重厚感を添えるコーディネートがおすすめです。

ネイビーとベージュの王道スタイリング

ネイビーのジャケットにベージュのチノパンという組み合わせはジャケパンスタイルの王道です。ネイビーもベージュもベーシックカラーなので、インナーも自由に選べます。白無地シャツを合わせれば堅実なスタイルになるほか、ポロシャツなどを合わせるのもおすすめです。あえてネイビーのインナーでジャケットと色をそろえ、統一感を演出してみてもよいでしょう。ベージュのチノパンをはく場合、革靴は色みの近いブラウンのものがよく合います。また、ジャケットをネイビーではなくグレーにするとより大人っぽい雰囲気に。ベーシックカラーを採り入れたコーディネートは親しみやすさを演出したいときにおすすめです。

コーディネートが簡単に決まるセットアップ

コーディネートを簡単にまとめたいときは、モノトーンのセットアップを活用する方法があります。セットアップはジャケットとパンツの色みやデザインが共通しているため、ちぐはぐな雰囲気になる心配がありません。おしゃれに自信がない人は積極的に採り入れてみましょう。なお、モノトーンのセットアップはスーツに雰囲気が近く、スマートカジュアルにしては格式張ってしまう場合があります。そのため、TPOに応じてインナーや小物でカジュアルダウンする工夫が必要になります。例えば、インナーにニットを採り入れたり、白のスニーカーを履いたりすることでほどよい着こなしになるはずです。なお、Tシャツを着る場合はシンプルなものを選んだほうが無難にまとまります。

ジャケットなしのリラックススタイル

カジュアル寄りのスタイリングを目指す場合、ジャケットをはおらないコーディネートもひとつの選択肢です。ブルーのシャツにグレーのスラックスを合わせれば、爽やかで軽快な着こなしが実現します。グレーのシャツにブラウンのベルト、ホワイトのチノパンといったコーディネートも清潔感があっておすすめです。カジュアルな場面では、ポロシャツにローファーといったリラックスしたスタイルを試してみるのもよいでしょう。

スマートカジュアルでジャケットをはおらないときはアイテムのサイズ感に注意がより必要になります。シャツ1枚でサイズが合っていないとだらしない印象が強くなるため、ジャストフィットを心がけてください。オーダーシャツなどを利用すれば、しっかりとサイズの合ったものが入手できます。

リネンジャケットで軽やかに

プライベートの軽やかな雰囲気を演出したいときは、リネンジャケットを採り入れてください。リネンは通気性に優れ、爽やかな印象がある素材です。夏らしい季節感を出したいときにもうってつけのアイテムなので積極的に利用したいものです。ベージュのリネンジャケットにカーキのチノパン、白のインナーとスニーカーを組み合わせれば、涼しげなコーディネートが完成します。ただし、かなりカジュアル感が強いので着用シーンには注意が必要です。フォーマル度を高めたい場面ではきっちりしたシャツや革靴を合わせるのが賢明です。

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