特別インタビュー
伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階
バッグ&ラゲッジ カテゴリースペシャリスト 横田レイさん
この人から買いたい、この一品
2021.10.29
趣味や旅行の話をしながら、お客さまの鞄探しをお手伝いさせていただきます
学生のころからオーガニックコスメに興味があったので、入社前はビューティアポセカリーを希望していましたが、バッグ&ラゲッジに配属されて今年で6年目。紳士の知識はまるでなかったのですが、いまではカテゴリースペシャリストとして、一人前になれたかなと思っています。
お洋服はシーズンごとにご提案ができますので、スタイリストとお客さまの距離も近くなりやすいですが、鞄は頻繁に買い替えることのないアイテムなので、毎回一期一会と思って接客させていただいております。コロナ以降、働き方やビジネススタイルが変わったことで、バッグもいわゆるビジネスバッグより、トートバッグやリュックなど、カジュアルなタイプが増えました。以前はレザーもキャンバスも黒ばかりで、フロア全体が黒っぽかったのですが(笑)、最近はカラーバリエーションも増えています。
ユニセックスで持ち歩けるバッグも増えました。実際、仕事に使いやすいバッグを探しに、本館から女性のお客さまがいらっしゃることも多いんです。本館ではブランドごとに探されるのですが、ここは平場のように、トートバッグ、ビジネスバッグを見比べることができるので、目的に合わせてお選びいただきやすいのだと思います。
K-POPが好きで、ずっとSMエンターテインメントのアーティストを応援しています。NCTのファンなのですが、まだコンサートには行けてないんです(泣)。いまはYouTube動画で我慢しています。学生のころは毎月のように韓国旅行に行っていました。社会人になってからも一昨年までは、毎年のように通っていたんです。ソウルしか行ったことがないのですが、明洞の中心部はお店の入れ替わりも早くて、先月あったお店が今月は変わっているのも日常茶飯事で、流行の移り変わりの早い街っていうところも、とても面白いと思っています。
街中では日本語も通じるし、深夜から朝までお店がやっています。価格も安いので買い物が楽しくて、大量に服を買っていました(笑)。食事も一般的な食堂からチェーン店まで、どこで食べてもおいしいです。牛骨のスープにご飯の入ったソルロンタンとか、生にんにくの辛さが効いたキムチが特徴の明洞餃子というお店では、きしめんのようなカルグクスとか、ユッケやセンマイ刺しのように、日本では食べられないものもあったりして。早くまた韓国に通える日が来ることを願っています。