カジュアルウェア
気温15度のときの服装選びのポイント。
朝夕と昼で選び方はどう変わる?
2023.01.30

季節の変わり目は気温差もあることから、どんなコーディネートにするか頭を悩ませます。温度調整が難しく、朝昼夜の寒暖差が大きい時期だからこそ、気温に適したコーディネートを選びたいものです。今回は「気温15度」に着目し、最低気温、最高気温別に、最適なアイテムやコーディネートを紹介します。ライトアウターやインナーで防寒性をキープしながら、おしゃれさを兼ね備えた着こなしのテクニックを紹介します。
気温15度とはどれくらいの寒さ?
ひと口に気温15度と言っても、「最高気温15度」と「最低気温15度」では、体感温度はまったく異なります。最高気温であれば朝晩の冷え込みが予想され、最低気温であれば、日中の暑さが予想されます。そうなると着用するアイテムも異なってくるはず。では、それぞれの場合で、どんなアイテムがふさわしいのか見ていきます。
気温15度のコーディネートとアイテム選びのポイント
朝晩と日中の寒暖差のある最高気温15度を快適に過ごすには、ライトアウターとインナーを用いて温度調整するのがオススメです。一方、最低気温15度の場合は基本的にはアウターの必要はありません。今回はそれぞれの気温に適した着こなしを紹介します。
最高気温15度の服装はライトアウター×ニットがオススメ
最高気温15度の季節にはライトアウターとインナーの組み合わせが重要。防寒性はもちろんですが、重くなりすぎず、上品さを損なわないコーディネートであるかという点もポイントです。では、まずはインナーから見ていきましょう。
最初に紹介するのはニットです。どんなアウターとも相性がよく、上品に仕上げてくれるニットは欠かせないアイテムのひとつ。保温性や吸放湿性といった機能性に加え、上品さを演出してくれるのが魅力です。選ぶべきは、さらりと着用できるハイゲージのニット。シンプルでありながらも旬を採り入れられるモックネックのニットや、ニュアンスカラーのケーブルニット、差し色にも使えるイエローやレッドのカラーニット、個性を楽しめるボーター柄のニットなど、多くのバリエーションがあるのがニットの魅力です。薄手のハイゲージだと少し寒さが気になるという人は、アウターの中に着ても着ぶくれしないローゲージニットを合わせてみてもいいでしょう。
寒暖差もカバーできる万能なシャツコーディネート
カジュアル感をキープしたまま大人らしい洗練された印象を作るうえで、シャツはバリエーションをそろえておきたいアイテムのひとつです。インナーとして着用するのであれば、色はホワイトやライトブルーといった派手さのないシンプルなもの、柄はストライプもいいですが、まずは無地を選ぶのがオススメです。寒さ対策を意識するのであればフランネル素材を選ぶなど、生地感も合わせてチェックしたいポイントです。カジュアル感を強調したいのであれば厚手のオックスフォードシャツやデニムシャツもいいでしょう。また、シャツだけだと朝晩出かける場合は少し肌寒く感じそうという人はラウンドネックセーターをオンしたり、タートルネックを中に合わせるのもオススメのコーディネートです。
カジュアルファッション好きならロンTを合わせる
ライトアウターに合わせるアイテムとしてロンTもオススメのアイテムです。マウンテンパーカーといったカジュアルアイテムに合わせるのはもちろん、ジャケットやカーディガンなどきれいめなアイテムに合わせても、ほどよくカジュアルダウンした着こなしになるのもロンTの特徴です。定番の白のロンTはどんなコーディネートにも合わせられる一着ですが、カーキやグレー、マスタードといった色みのロンTも、遊び心を演出するには最適です。カジュアルな印象が強いロンTですが、合わせるアウターやパンツを白系のペールトーンで統一すれば、クリーンに仕上がり、エレガントな大人の着こなしとなります。そのほかにもタックインしてカジュアルさを抑えたり、スウェットやパーカーと合わせてレイヤードを楽しんだり、ちょっとしたスタイリングで差が出せるのもロンTの魅力。その日の気分や合わせるアイテムによってカジュアルさのバランスを取れるのもロンTの魅力です。
寒さ対策を万全にしたい人にはスウェットがオススメ
カジュアルムードなスタイリングをしたいけど、ロンTだと少し寒そうという人には防寒性も兼ね備えたスウェットやパーカーを選ぶといいでしょう。コーチジャケットやマウンテンパーカーなどに合わせてカジュアルに仕上げたり、ジャケットやロングコートと合わせてほどよく大人っぽさをプラスできるのもスウェットならではです。着まわしを考えればブラックやグレーなどのカラーがオススメです。どんな色のアウターにも合わせやすいため、一着持っていれば重宝します。もちろん、ホワイトで爽やかさをプラスしたり、トレンドのロゴ入りを選んでコーディネートのアクセントにするのも一案です。また、きれいめコーディネートでまとめたいのであれば重要なのがボトムス選び。スラックスやテーパードパンツを選べば、カジュアルすぎない上品な着こなしとなります。逆にラフさを演出したいならワイドパンツやカーゴパンツを採り入れるのもありです。トップスとのボリューム差シルエットを狙うならスキニーパンツがオススメです。