小物
俳優・塩野瑛久が魅了する、ジュエリーの真価。
#01 カルティエ
2022.06.15
女性とは違い、ジュエリーを脇役と考える男性は多いかもしれない。
だが、着こなしが華やいで気分までもアップし、
同時にさまざまなキャラクターを演じることができる。
時に男らしく、時に色っぽく、時に個性的に ――。
数々のキャラクターと向き合ってきた、
俳優・塩野瑛久が魅惑のジュエリーを自由に纏(まと)う。
圧倒的なオーラを放つ独創性あふれるデザイン。
“二面性がある”というとネガティブに感じるかもしれないが、逆にそれが人を魅了する力になることもある。カルティエの新たなシグネチャー「クラッシュ ドゥ カルティエ」は、間違いなく後者の魅力を纏ったコレクションだ。”相反するものの融合”をテーマに、四角錐のクル カレと円錐形のピコという異なるフォルムのスタッズを独創的に組み合わせている。クラシックながらパンクな雰囲気も漂い、その二面性がなんともドラマチックだ。また、優美なピンクゴールドが、その大胆なデザインをより引き立てている。「このジュエリーには、二面性のある役を演じているかのようなワクワク感や高揚感がありました。身に着けると気分も上がり、普段と違った自分になれる。そして、ひとつの枠にとらわれない自由さも感じましたね」
塩野瑛久(しおの・あきひさ)
1995年、東京都出身。2012年より俳優活動をスタート。『獣電戦隊キョウリュウジャー』『来世ではちゃんとします』シリーズ、『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』などへの出演が話題に。8月からは舞台「VAMP SHOW ヴァンプショウ」公演、9月には映画『HiGH&LOW THE WORST X』の公開が控える。
掲載した商品はすべて税込み価格です。
Photograph:Akira Maeda(MAETTICO)
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up:Yu-suke Tokita(ECLAT)
Text:Kyoko Chikama