カジュアルウェア

カリスマカメラマンとアートバブル。
その2つがミックスされて誕生した激レアTシャツは、いまが買い!
ファッショントレンドスナップ150

2022.07.28

500_3 IMG_9735
ケイト・モス バイ ブルース・ウェーバー フォト Tシャツ ¥19,800/ブルース・ウェーバー×ビオトープ×10カルチャー(ビオトープ 03-3444-2421 https://www.biotop.jp/

このタイミングで写真家ブルース・ウェーバーがなぜ再評価されているかについては諸説ありますが、個人的にはいまファッションのトレンドが80〜90年代をネタ元にして、それをほどよくいま風にアレンジしているものになっているからだと思います。それに加え、最初に書いたようにビンテージのフォトTシャツが高値で売買されるようになったのも、少なからず影響しているような気もします。

ブルース・ウェーバーのビンテージTシャツは、その多くが男性モデルの肉体美を強調したものが多く、海外の人から見るとゲイ カルチャーを賛美するイメージが強く、個人的にはそれを理解しない人がファッションとして着ることはありなのですが、一応バックボーンを少し理解しておくのも大切なのではないかと思います。

その点このケイト・モスのフォトTシャツは、SDGsを意識したメッセージを含んだアート作品であるとも言えるのではないかと思いますが、ちょっと深読みしすぎかな。もっと自由にこのTシャツを楽しんだ方がいいですね。

500_4 IMG_9766

Tシャツのネック下(裏側)は、この写真を撮ったブルース・ウェーバーとセレクトショップのビオトープ、10のカルチャーをバックボーンにしたレーベルの10カルチャーとのトリプルコラボでつくられた貴重なもの。

これは単なるTシャツではなく、価値あるアートを着ると言うレベルではないかと思うのですが……そう感じるのは私だけでしょうか!?

掲載した商品はすべて税込み価格です。

トレンドスナップのまとめはこちら

Photograph & Text:Yoichi Onishi

1
2
Next

あなたへのおすすめ

トレンド記事

  1. ギンギラギンに、この先も。<br>─走りつづける男・近藤真彦の“やり方”とは?─【後編】

    ギンギラギンに、この先も。
    ─走りつづける男・近藤真彦の“やり方”とは?─【後編】

    週末の過ごし方

    2025.05.30

  2. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>エンポリオ アルマーニをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    エンポリオ アルマーニをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.13

  3. 俳優・町田啓太と考える、装う美学。<br>ドルチェ&ガッバーナをまとう。【25年夏】

    俳優・町田啓太と考える、装う美学。
    ドルチェ&ガッバーナをまとう。【25年夏】

    週末の過ごし方

    2025.06.09

  4. リッツォーリからスタイルブックを出したPOGGYさんを知ってる?<br>オリジナリティ溢れるスタイルに世界のファッショニスタが注目中。<br>ファッショントレンドスナップ214

    リッツォーリからスタイルブックを出したPOGGYさんを知ってる?
    オリジナリティ溢れるスタイルに世界のファッショニスタが注目中。
    ファッショントレンドスナップ214

    カジュアルウェア

    2025.06.06

  5. 東京の中心で美をめでる天空のギャラリー。

    東京の中心で美をめでる天空のギャラリー。

    週末の過ごし方

    2025.06.24

紳士の雑学