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『ラヴ、デス&ロボット』
いま観るべき、おしゃれな海外ドラマとは? #29

2022.08.18

『ラヴ、デス&ロボット』<br>いま観るべき、おしゃれな海外ドラマとは? #29

日本の動画配信サービスのランキングには、必ずと言っていいほどアニメ作品がランクインしている。90年代初頭、セルアニメからデジタルアニメへの移行が進み、近年では当たり前になった3DCGによるアニメ作品。近年、ゲームエンジンをアニメーション制作に活用する手法や、モーションキャプチャーを使用することにより、リアルな表情やアクションが可能になるなど、常に進化しつづけている。

ティム・ミラー監督(『デッドプール』ほか)やデヴィッド・フィンチャー監督(『セブン』『ファイト・クラブ』ほか)らが製作総指揮を務めた『ラヴ、デス&ロボット』では、その進化しつづけるアニメーション技術の最先端を体感することができる。

各話数分から20分程度の作品がずらりと並べられたアニメ短編集。SFやファンタジー、ホラーやコメディーとジャンルは問わず、世界各国の選りすぐりの映像クリエーターが参加し、なんとミラーやフィンチャー自身が監督を務めた作品もある豪華なラインアップ。

多種多様かつハイクオリティーな作品たちをそろえられるのはNetflixだからできたこと!ではあるが、Netflixだからこそグロテスクな表現や過激な表現もできてしまうがゆえ、作品によっては注意が必要だ。想像を絶するぐちゃぐちゃなモンスターや過激な性描写・暴力が、突拍子もなく現れ、ド肝を抜かれることは間違いない。各エピソードのサムネイルと相談しながら観ることをオススメする。

なかでも注目してほしいのは、アカデミー短編アニメ賞を受賞した経歴を持つアルベルト・ミエルゴの作品『目撃者』と『彼女の声』だ。彼は『目撃者』でエミー賞も受賞した。

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