カジュアルウェア

クラークス オリジナルズの名作が大ブレーク中!
1966年生まれなのにトレンド感満載なこの靴の正体は?
ファッショントレンドスナップ156

2022.09.09

ということで、今回はその話題の靴を履いたジェントルマンにご登場いただきました。

「私がいま履いているワラビーの原形は、1966年に発表されメープルスエードと呼ばれるベージュのやわらかい起毛レザーがずっと定番でした。それがここ1〜2年は、ブラックスエードの人気が抜きん出ています」と教えてくれたのは、クラークス オリジナルズ 東京の守屋 学さん。

確かにブラックもコーディネートが簡単だし、これで出勤できるので、なぜ今まで人気が出なかったのか不思議なくらい。ちまたのうわさでは、昨年はブラックのワラビーが入荷するとすぐに売り切れ、品薄状態になるほどの超人気だったとか……。

今回、クラークス オリジナルズ 東京のオープンに合わせて、ブラックのワラビーがかなり入荷。機能付きモデルなどバリエーションも豊富になっているようです。
※時期によってはサイズの欠品がある場合もあります。


こちらが、守屋さんが履いていたワラビーのアップ。つま先はスクエアトウで、足を包み込むような独特の構造。ソールは天然ゴムを主原料にしたクレープソールで、スニーカーとは違う独特のソフトな履き心地。

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「トレンドのワイドパンツと合わせても決まりますし、ビンテージデニムやイージースーツとのコーディネートも、難なくこなせるのが、ブラックワラビーの魅力です」と守屋さんの解説。

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ワラビー ¥25,300/クラークス オリジナルズ ( クラークスジャパン 03-5411-3055

このモデル名は、ワラビーという名前ですが、その由来はカンガルーを少し小さくしたオーストラリアの動物の名前から。

上の写真にあるように右足の靴ひもの結び目についている三角のレザーのタグは、付けたまま履くのが今のトレンドだとか。こうした履き方は、オフホワイトとナイキのコラボのときにはやったストリートスタイルからインスパイアされたものではと勝手に私は想像しています。

もちろん、そこはお好みなので付けても付けなくても大丈夫です。

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世界初のコンセプトストアが、原宿と渋谷を結ぶ明治通り沿い(ほぼ真ん中あたり)にオープン。
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クラークス オリジナルズ 東京
住所:東京都渋谷区神宮前6-17-10原宿アール1階
営業時間:11:00〜20:00
電話番号:03-6450-5552

掲載した商品はすべて税込み価格です。

トレンドスナップのまとめはこちら

Photograph & Text:Yoichi Onishi

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