カジュアルウェア
ジージャンは今の季節のマストアイテム。
ラングラーの名作がアップデートされ人気再燃!
ファッショントレンドスナップ184
2023.05.24

ジージャンが今、とてつもなく盛り上がっています。マニアがうんちくを語るビンテージから、お手ごろ価格なのに小技が利いたもの、モードブランドのビッグシルエットモデルまでさまざまなバリエーションが出てきているのがその一因。
「ジージャン イコール アメカジ」のイメージは過去のものになり、現在はトレンドを代表するアイテムに進化しています。

今回は、アメリカ生まれの老舗デニムブランドの定番モデルを着たジェントルマンを渋谷でスナップ。
「今日着ているジャケットは、ラングラーを代表するデザインで124MJと呼ばれている型番ですが、素材を従来のコットンからポリエステルにしてビッグシルエットにした新シリーズです。着たときにいいあんばいで肩が落ち、トレンド感をアピールできます」と解説していただいたのは日本初のラングラー直営店「ラングラー ストア レイヤード ミヤシタパーク」のスタッフ池田賢太さん。
一見、ラングラーの定番ジャケットを着ているように見えながらも、エッジの利いたスタイリングになっていたのは、素材やシルエットがバージョンアップされていたからだったのです。

ラングラーの定番である124MJジャケットのポイントは、胸ポケットのWステッチと大きめのハンドポケットが付くところ。特にポケットの切り口位置やその周りのステッチは、ほかのワークウエアにはないデザインされたディテールに見えます。
実は、従来の作業着やワークウエアにファッション性をプラスするという考え方は、ラングラーが創業した1947年から続く基本コンセプト。ハリウッド映画のカスタムテーラーだったロデオ・ベンをデザイナーに招いてスタートしたのです。これは今、モードブランドが有名デザイナーを迎え入れてブランドイメージを作りあげているのと似ています。

ビッグシルエットになったとはいえ、ラングラーの定番ジャケットのデザインはそのままなのでスタイリングはとても簡単。なおかつ、素材は軽さとやわらかさを兼ね備えたポリエステルになっているので、これからの季節には最適。着用や洗濯を重ねてもシワになりにくいイージーケアというのも見逃せません。
ジージャンを着て出かけたときに、ほかの人とかぶりたくないという人には打ってつけの一着となるはずです。

日本国内初のラングラー直営ショップが今年の3月に渋谷の宮下パークにオープン。ラングラーを代表する定番から、シーズンアイテムまで幅広い商品展開があり、ネットではわかりづらい素材感やサイズを確認できるのがポイント。ラングラーのマスターピースを忠実に再現したジ アーカイブシリーズを今後は展開予定。
ラングラー ストア レイヤード ミヤシタパーク
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 レイヤード ミヤシタパーク サウス2階 S-39
営業時間:11:00〜21:00
電話番号:03-6427-3388
定休日:施設の休館日に準ずる
Photograph & Text:Yoichi Onishi
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