接待と手土産
「グッチ オステリア トウキョウ」の 焼き菓子セット スイーツ ボックス
すべて実食! 自慢の手土産 #118
2023.09.21
女子心をくすぐる名門ブランドの焼き菓子セット。
名のある老舗や名門ブランドの品物は、もらったときのワクワク感が違う。きっと長年培ってきた信頼と風格があるからなのだろう。東京・銀座の「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ」の「焼き菓子セット スイーツ ボックス」もそのひとつ。2021年のグランドオープンからわずか1年でミシュラン一つ星を獲得したイタリアンレストランが手掛けた缶入りのスイーツだ。レストランを率いるヘッドシェフのアントニオ・イアコヴィエッロさんが作るのは、伝統的なレシピに日本の食材と調理法を採り入れたコンテンポラリーなイタリアン。子どものころの故郷の記憶や思い出と結びついた彼の料理には、どこかほっとする優しさがある。
スイーツ ボックスに詰められた6種類のスイーツも、イタリア各地の伝統菓子や家族との大切な思い出などから生まれたものだ。例えば「カプレーゼ風ビスコッティ」は、シェフが小さい頃から食べていたナポリの伝統的なチョコレートケーキのトルタ カプレーゼをビスケット風に仕立てたもの。チョコの上品な甘さとアーモンドの風味、サクサクした生地の食感がなんともおいしい。
“貴婦人のキス”という名前が付いたピエモンテ州の郷土菓子「バーチ ディ ダーマ」には、日本の竹炭を練り込んで、グッチを象徴するモチーフのバンブー(竹)のエッセンスを追加した。小さくコロンとしたルックスがなんともキュートだ。京都の金平糖職人が手作りした「檸檬の金平糖」がラインナップに加えられていて、レモンの産地として知られるイタリアのソレントに寄せる思いと、日本の食文化へのリスペクトが感じられる。どれも上質なバターの風味や厳選した素材の味わい、豊かな食感が楽しめて、食べた後にほんのりと上品な甘さが残り、それがまた幸せな気持ちにさせてくれるのだ。
ほかに、イタリア料理に欠かせないポルチーニ茸やパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズなどの食材を使った塩味の焼き菓子詰め合せ「セイボリー ボックス」もあって、2つを詰め合わせることも可能。実は、どちらも2021年のオープン当時から発売されていたが、スイーツ ボックスは、今年ヘッドシェフが新たにレシピを開発してリニューアルしたばかりだ。
オシャレでかわいい“クッキー缶”は相変わらずの人気だが、グッチ オステリアのイメージカラーのピンク色の缶も無茶苦茶かわいい。レストラン併設のショップ、もしくは公式Webサイトでしか手に入れられない特別感も、手土産としての価値をグレードアップさせている。洗練されたグッチの世界観と、ミシュランシェフのセンスが詰まった焼き菓子セットをぜひ贈ってみてはいかがだろう。
グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ トウキョウ
東京都中央区銀座6-6-12
営業時間/11:30~14:30・18:00~23:00(日曜11:30~15:30のみ)
定休日/日曜(ディナータイム)、月曜
価格/グッチ オステリア トウキョウ 焼き菓子セット スイーツ ボックス 6480円、グッチ オステリア トウキョウ 焼き菓子セット スイーツ & セイボリー(2缶セット)1万2960円 ※税込み
問/03-6264-6606
https://www.gucciosteria.com/ja/tokyo