バッグ

機能的なのはもちろん、いつものスーツスタイルを格上げしてくれる今っぽいブリーフケースのおすすめをおしえて!
【大野拓朗と探す最新バッグウォントリスト。】

2023.12.20

モノ選びにおいて、他者からの視点や助言はときに思わぬ気付きを与えてくれるもの。そこで、「こんなバッグが欲しい」「こういう状況に即した鞄はないですか?」といった読者からのリクエストに対して、アエラスタイルマガジン(ASM)が専任のコンシェルジュとなり、この秋の新作からおすすめの逸品を提案。お眼鏡にかなうバッグが見つかれば、早速「ウォントリスト」を更新しよう。

スーツスタイルを格上げするブリーフケース

A. モダンなルックスに加え、容量に合わせた拡張機能が便利なこちらのバッグはいかがでしょうか。

スーツやジャケット着用が必須の職場であれば、仕事鞄の最適解は正統派のブリーフケースで間違いない。上質な素材と端正な姿は、それだけでスタイルを決めてくれる。

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W40.5×H32×D14㎝ ¥121,000/トゥミ(トゥミ・カスタマーセンター 0120-006-267

TUMI(トゥミ)

トゥミを代表するコレクション「アルファ」に新しく追加された「アルファ X」シリーズのバッグ。荷物の増減に合わせてマチ幅を変えられる拡張機能や、最大15インチまで収納できる取り外し可能なPCスリーブといった高機能はそのままに、バリスティックナイロンの約5倍の強度を誇る新素材“PX6”とメタルパーツでさらにアップグレード。

MONTBLANC(モンブラン)

筆記具の傑作「マイスターシュテュック」の名を冠したバッグは、三越創業350周年を記念した店舗限定アイテム。手作業によるスフマート加工でグラデーションを表現したバーガンディーが、品行方正なビジネスウエアに大人のしゃれ感をプラスする。ハンドル結合部のステッチやジップの引き手は、ブランドのDNAであるペン先を模した意匠。

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W37.5×H27×D8㎝ ¥303,600/モンブラン(モンブランお客様サポート 0800-333-0102

TOFF&LOADSTONE(トフ&ロードストーン)

ブランド定番のシュリンク型押し牛革を使ったブリーフケース。スタイリッシュに装える薄マチのシャープなシルエットは、軽量かつ取りまわしにも便利。優しいシボの表情とグレージュの色みがノーブルなムードを醸しつつ、ハンドルに取り付けた真鍮のオリジナルチャームが小粋なアクセントを添えている。

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W37×H27×D7㎝ ¥55,000/トフ&ロードストーン(ティーアンドエル 03-6455-5520

FUJITAKA(フジタカ)

一流職人の技術の粋を集めた、“名巧シリーズ”の逸品。特殊なミシンを使うことで、スリムでも十分な収納スペースを確保する独自のマチ構造や、丁寧に手縫いで仕上げたハンドルなど、随所に日本のクラフトマンシップが息づいている。「ワインハイム」社の最高級カーフレザーは、端正なシルエットを引き立てるとともに、持ち主の所有欲を満たしてくれる。

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W37×H27×D7㎝ ¥187,000/フジタカ(イケテイヴィラ東京 03-3861-6276

SERAPIAN(セラピアン)

すべての工程をイタリア国内で完結する“メイド・イン・イタリー”を貫くミラノ発の「セラピアン」。独自に開発した“エヴォルツィオーネ”レザーは、軽量かつ堅牢なオリジナルマテリアル。フロントに配した大きなファスナーポケットやサイドいっぱいまで開く開口部など、使い勝手も抜群。繊細なシボの表情も品のよさを後押ししてくれる。

500_128
W41×H31×D8㎝ ¥203,000/セラピアン(リシュモン ジャパン セラピアン 03-4461-8340

大野拓朗(おおの・たくろう)
1988年、東京都出身。2009年に第25回ミスター立教に選出される。2010年に映画『インシテミル~7日間のデス・ゲーム~』で俳優デビュー。NHK連続テレビ小説や大河ドラマをはじめ、数多くのドラマ、映画、ミュージカル、舞台作品に出演。2023年以降、本格的なアメリカ進出を控えており、すでに海外での仕事が決定するなど、今後さらなる飛躍と活躍が期待されている。

スーツ¥261,800、シャツ参考商品、ネクタイ¥29,700/すべてラルディーニ(トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567)、ポケットチーフ¥14,300/ディエッフェ・キンロック(伊勢丹新宿店 03-3352-1111)、シューズ¥82,500/コール ハーン(コール ハーン ジャパン 0120-56-0979

「アエラスタイルマガジンVOL.55 AUTUMN/WINTER 2023」より転載

Photograph: Yuji Kawata(Riverta Inc.),Takaomi Watanabe
Styling: Takuro Tsuchida
Hair & Make-up: Maki Morioka,Maki Tokuji
Text: Tetsuya Sato

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