バッグ
少し照れくさいのですが、大切なパートナーとバッグを使ったリンクコーデを楽しみたいです。
【大野拓朗と探す最新バッグウォントリスト。】
2023.12.27
モノ選びにおいて、他者からの視点や助言はときに思わぬ気付きを与えてくれるもの。そこで、「こんなバッグが欲しい」「こういう状況に即した鞄はないですか?」といった読者からのリクエストに対して、アエラスタイルマガジン(ASM)が専任のコンシェルジュとなり、この秋の新作からおすすめの逸品を提案。お眼鏡にかなうバッグが見つかれば、早速「ウォントリスト」を更新しよう。
パートナーとバッグを使ってリンクコーデ
A. 断然おすすめなのが、トッズの「Di バッグ」。共通するステッチワークが異なるふたりの装いを美しく調和させます。
リンクコーデは、同じブランドや同一コレクションでもバッグのタイプやサイズ感に変化を付けるのが肝要。これ見よがしではない、大人の“おそろい”スタイルを楽しみたい。
TOD’Sのディーアイ バッグ
ホットスタンプのロゴとセンターリブが特徴の「Di バッグ」。大ぶりなトートは、柔らかなカーフレザーでエフォートレスに装える。本来、ウィメンズのアイテムだが、男性にもおすすめだ。ウィメンズのバケットバッグは、ひらりと揺れるドローストリングが小粋なアクセントに。肩掛けもできる3WAY仕様。
COACH(コーチ)
光の当たり方で微妙に表情が変化するクロスグレインレザーを採用。スクエアなフォルムが知性を醸すトートバッグは、15インチPCが余裕で入る大容量。手持ちでも肩掛けでも使えるクロスボディバッグは、性差を問わないジェンダーレスなアイテム。“C”のハードウェアで品格を担保しつつ、両者に付属するキャンバス製のストラップが、コンテンポラリーなムードを引き寄せる。
PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)
豪華な船旅を楽しむ大人たちに向けて誕生した「ぺッレ モルビダ」。1枚仕立てのダブルフェイスレザー製のトートは、裏地や芯地を排すことで柔らかな仕上がりに。革本来のしなやかさを生かしたフォルムは、ほどよく肩の力が抜けた洒脱な魅力にもつながる。女性が大きなサイズを持つもよし、男性が派手色を選ぶもよし。従来のジェンダー規範にとらわれない使い方ができるのも魅力。
RIMOWA(リモワ)
「リモワ ネバー スティル」コレクションのバッグ。スタイルやデザインこそ異なるが、キャンバスとフルグレインレザーのコンビが統一感を生む。トート前面のレザーコンパートメントには、ノートPCが収納可能。両者ともトローリーに接続するループを配すなど機能面も充実。バックパックに付いたマグネットバックルは、天面の安全性を確保するだけでなく、デザイン的なアクセントにも。
大野拓朗(おおの・たくろう)
1988年、東京都出身。2009年に第25回ミスター立教に選出される。2010年に映画『インシテミル~7日間のデス・ゲーム~』で俳優デビュー。NHK連続テレビ小説や大河ドラマをはじめ、数多くのドラマ、映画、ミュージカル、舞台作品に出演。2023年以降、本格的なアメリカ進出を控えており、すでに海外での仕事が決定するなど、今後さらなる飛躍と活躍が期待されている。
〈男性〉ジャケット¥94,600/バルバ、ニット¥47,300/カナーリ、パンツ¥64,900/ドッピア アー(すべてコロネット 03-5216-6521)、ポケットチーフ¥27,500/キートン(ストラスブルゴ カスタマーセンター0120-383-563)
〈女性〉ニット¥41,800/フィリッポ デ ローレンティス、パンツ¥45,100/チルコロ 1901(ともにトヨダトレーディング プレスルーム03-5350-5567)、ピアス¥30,800/ケンゴ クマ プラス マユ(ヴァンドームヤマダ 03-3470-4061)
Photograph: Yuji Kawata(Riverta Inc.),Takaomi Watanabe
Styling: Takuro Tsuchida
Hair & Make-up: Maki Morioka,Maki Tokuji
Text: Tetsuya Sato