週末の過ごし方
ホテルインディゴ軽井沢で、
憧れの“別荘時間”を楽しむ。
2024.04.15
軽井沢という街のブランド力は「別格」である。ビル・ゲイツのような大富豪をはじめ、古くはジョン・レノンのような世界的なアーティストが愛した別荘地のムードには気品があり、四季折々の表情の移ろいが訪れる者を魅了。並々ならぬ憧憬を抱かせる。
ここ数年は、都内から新幹線で約1時間というアクセスの良さと錚々(そうそう)たるブランドが数多く出店することで知られる巨大アウトレットに注目が集まり、インバウンドを含む観光需要の増加はとどまることを知らない。だがしかし、この街の本質的な魅力はそこではない。高原に深く広がる静謐(せいひつ)な森と、江戸時代に宿場町として栄えた歴史をもつ土地ならではの人々に息づく「おもてなし」精神。それらこそ、軽井沢という街の別格たるゆえんではないだろうか。
そんな軽井沢の特性に着目し、2022年2月に開業をしたのがホテルインディゴ軽井沢だ。ホテルの周辺エリア、つまりは「ネイバーフッド」にちなむストーリーからインスピレーションを受け、唯一無二の居心地の良い空間をつくってきた世界最大級のホテルグループが手がけているだけあり、軽井沢らしい魅力が施設内の至るところから伝わってくる。
それは、周囲の森の景色と調和するスタイリッシュで迫力のあるウッディーな建築であり、心を落ち着かせるロビーフロアの暖炉とフォレストガーデンのファイヤーピッドであり、各スタッフのフレンドリーできめ細かなホスピタリティーであり……。まるで軽井沢という街にたたずむ自分自身のための「別荘」で、ぜいたくなひと時を過ごしているような気分に浸れる。
ネイバーフッドという意味では、客室はもちろん、施設内の至るところで目にすることができるこの地にゆかりのあるアート作品の数々や、清涼な水と空気に育まれた周辺エリアの食材を薪(まき)の炎でダイナミックに“驚き”を込めて調理するオールデイダイニング「KAGARIBI」の料理、スタッフが親身にアドバイスしてくれる近隣スポットやアクティビティーの情報もまた、軽井沢の魅力の深淵へといざなう。
軽井沢という別格の街で、憧れの別荘体験を――。ホテルインディゴ軽井沢なら、それが叶う。
ホテルインディゴ軽井沢
長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字屋敷添18-39
0267-42-1100
https://karuizawa.hotelindigo.com
小諸蒸留所
長野県小諸市甲4630-1
0267-48-6086
https://komorodistillery.com
取材協力/ホテルインディゴ軽井沢
Text:AERA STYLE MAGAZINE