接待と手土産
「アデリア」のクラフトビア・マスター。
すべて実食! 自慢の手土産 #133
2024.06.20
「喉ごし・香り・コク」、クラフトビールのうまさを引き出す3種のグラス。
一日のお疲れさまに欠かせないビール。最近では大手メーカーに加えて、全国各地でさまざまなクラフトビールが造られ、今やビールは多種多様、百花繚乱の時代。そんなビールをとびきりおいしく味わうために生まれたのがアデリアのビールグラス「クラフトビア・マスター」シリーズだ。これから夏に向けて、ギフトとしても大活躍しそうだ。
アデリアは1819(文政2)年の創業。200年以上の歴史を持つガラスメーカー、石塚硝子が1961年に立ち上げた食器ブランドだ。親しみやすいデザインと手頃な価格で広まり、日本中の家庭の食卓を彩ってきた。ホームページを見ると、昭和生まれならどこかで目にしたことのある懐かしい製品がたくさん並んでいる。
そのアデリアが発売した「クラフトビア・マスター」シリーズは、クラフトビールのポテンシャルを最大限に引き出し、そのおいしさを存分に堪能できるようにデザインされた3種類のビールグラス。グラスが替われば、ビールの味わいも変わると言われるが、飲み比べてみるとその言葉が実感できる。
ストレートな天開型のフォルムの「爽快」は、ひと口ごとのビールの流入量が多くなり、その名のとおり、爽快な喉ごしを実現。日本の一般的なピルスナーにはこれが一押しだ。「芳醇」は、香りと味わいを引き立てる、外広がり下膨れの形状で、香りに個性のあるペールエールなどに実力を発揮する。反対に口すぼまりの「重厚」は、舌の真ん中から口の奥へとビールが運ばれ、重厚なコクを引き立てる。黒ビールと呼ばれるスタウトタイプのビールを味わいたい。毎日どれを使おうかと、ちょっとしたわくわく感もあり、いろいろなビールとの相性を試すうちに新たなおいしさの発見もありそうだ。
実は、このグラスをおすすめする理由はまだまだある。口当たりのよい薄口だが、あまりに極薄だと割ってしまわないかと気をつかう。そこで毎日気軽に使えて、でも高級感も失わない絶妙な肉薄仕上げにし、さらに全面イオン強化ガラスによって丈夫で割れにくくもした。食器洗浄機に対応しているのもありがたい。長年の経験から、日本人はガラスの透明感にこだわる人が多いとわかっているので、原料とその配合を研究して透明度を追求。黄金、銅色、黒など、飲みたい!をそそるビールの色が、グラス越しに楽しめるのだ。
長年愛される製品の陰には、顧客の声を大切にする企業文化がある。最近ホームページの「お問い合わせ」の対応をAIに任せる企業も増えてきたが、石塚硝子は寄せられる顧客の声を丁寧に拾って製品開発に役立てている。「実際ご使用いただくお客さまの声は大切です」と広報の川島健太郎さん。その姿勢を守りつづけているからこそ、使い勝手がよく、思わず手に取りたくなるような製品が生まれるのだと思う。
「クラフトビア・マスター」シリーズは、どれも持ちやすく、飲みやすい。手に持ったときに、なんとも言えずしっくりきて、毎日でも使いたいと思わせる。そんなビール好きの最強の相棒を、夏に向けて贈ってはいかがだろう。
アデリア株式会社
東京都江東区東陽2-2-20 東陽駅前ビル7F
価格/クラフトビア・マスター(爽快・芳醇・重厚)各1100円、クラフトビア・マスターセット3850円 ※税込み・送料別