週末の過ごし方

無垢の音
非現実的で幻想的な風景と、美食とくつろぎを。

2024.11.18

無垢の音<br>非現実的で幻想的な風景と、美食とくつろぎを。
コート¥242,000/イーヴォ、ジャケット¥97,900、パンツ¥53,900/ともにチルコロ、ニット¥36,300/フィリッポ デ ローレンティス(すべてトヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567)、サングラス¥48,400/アイヴァン(アイヴァン 東京ギャラリー 03-3409-1972)

2024年4月1日に那須高原の横沢に「那須 無垢の音」として開業した本施設。その最大の魅力は、何といっても美しい森と清らかな泉が織りなす、「水庭」の絶景だろう。

318本の木々と大小160の泉を緻密な計算と絶妙なバランス感覚で配置したのは、建築家・石上純也氏。同氏は、国際的な建築賞で、建築による人類の発展への貢献に対して贈られる「オベルアワード」(2019年)に輝いたほか、さまざまな受賞歴を誇る“凄腕(すごうで)”。隣接する宿泊棟が建つ前に生えていた樹木を伐採してしまうのではなく、移植してこの地に生かすなどといった知恵が、この水庭には息づく。人の手によって管理された場所ではあるが、当たり前のように野鳥や虫たちがここで暮らす。まさに、人の営みと生態系が共存する「里山」を連想させるフィールドだ。

1050_水庭-冬
非現実的で幻想的な水庭の風景。四季の移ろいを楽しむため、折々に足を運びたい。
1050_客室_スイートヴィラ_外観5
完全独立型の14棟15室のスイートヴィラ。蛇口から出る水は、純度の高い那須の天然水。

もちろん、無垢の音の魅力はそれだけではなく、オーベルジュのクオリティーにも目を見張るものがある。四季折々の新鮮な那須の食材を、新進気鋭のシェフ・千葉拓海氏がモダニティとちょっとしたエスプリを込めて仕立てるフレンチコースが評判で、リピーターも多い。自然に寄り添うように設計され、心からリラックスできるスイートヴィラでひと晩くつろぎ、やはり地元食材をふんだんに使ったブレックファーストを楽しめば、心身共にデトックスされるはずだ。

  • 1050_総料理長_千葉拓海2
    地元那須にこだわるシェフの料理は、決して奇をてらうことはないが、口にすると新鮮な気づきや滋味深さが感じられる。
  • 1050_20240911_024_責了差し替え

無垢の音
栃木県那須郡那須町高久乙 2294-3
0287-73-8122(予約専用)
https://mukunone.jp

取材協力/無垢の音

<<森と泉にかこまれ、静かにたたずむ。─ 外套を纏い、「無垢の音」の水庭へ─ 記事はこちら

掲載した商品はすべて税込み価格です。

「アエラスタイルマガジンVOL.57 AUTUMN/WINTER 2024」より転載

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