週末の過ごし方
12年ぶりに開催のデザインイベント!
復活開催で注目を集める、
「デザインタイド トーキョー 2024」。
2024.11.22
12年ぶりの開催となる「DESIGNTIDE TOKYO 2024(デザインタイド トーキョー 2024)」の詳細が、公式ウェブサイトで発表された。
イベントのメインとなる「MAIN EXHIBITION(メイン エキシビション)」では、韓国や台湾、スウェーデン、イギリスなど、国内外から32組のデザイナーやアーティストが参加し、多くの新作発表も予定されている。
国際的に活躍する若手アーティストである太田琢人(おおた たくと)氏がキュレーターを務める「SPECIAL EXHIBITION(スペシャル エキシビション)」では、人間社会と身体の関係性に着目する神楽岡久美(かぐらおか くみ)氏や、金属素材のイメージを壊すような作品で「LOEWE FOUNDATION Craft Prize(ロエベ ファンデーション クラフト プライズ)」の出展経験を持つ外山和洋(とやま かずひろ)氏など、今後の国際的な活躍が期待される若手作家たちが集結する。
会期中は、トークプログラム「TALKS(トークス)」も展開。世界を代表する起業家として知られる孫 泰蔵(そん たいぞう)氏やアジア初の世界的ビジュアル・カルチャー美術館「M+(エムプラス)」のリードキュレーターである横山いくこ氏、都市の遊休施設活用で注目を集める「SKWAT(スクワット)」の中村圭佑(なかむら けいすけ)氏などをゲストに迎え、テクノロジーやビジネス、アートなど、さまざまな視点からデザインの可能性について議論が交わされる。
また、イベントのディレクターには、デザイン界で影響力を持つSight Unseen(サイトアンシーン)共同創刊者のMonica Khemsurov(モニカ・ケムスロヴ)や、dezeen(デジーン)の編集ディレクターMax Fraser(マックス・フレイザー)が就任。彼らの参加により、国際的な視点でのデザイン論議も展開される予定になっている。
会場内の特設スペースには「MARKET(マーケット)」がオープン。出展作家による一点ものの作品やプロダクトが購入可能で、アートブック専門の「twelvebooks(トゥエルブブックス)」による厳選された書籍も並ぶ。会場構成は新進気鋭の建築家、板坂留五(いたさか るい)氏が担当。日本橋三井ホールに不織布の大きな屋根を設置することで、来場者が作品と深く向き合える空間を創出する。
世界各国の最新デザインを体感することができるこの機会を、ぜひお見逃しなく。
DESIGNTIDE TOKYO 2024
会期:2024年11月27日(水)~12月1日(日)
時間:11月27日(水)~30日(土)11:00〜20:00、12月1日(日)11:00〜17:00
会場:日本橋三井ホール
住所:東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町4、5階(エントランス4階)
入場料:1日券¥2,000(学生¥1,000)、5日通し券¥3,000(学生¥2,000)
※中学生以下無料、学生割引は学生証提示の場合のみ
https://designtide.tokyo/
問/DESIGNTIDE TOKYO 2024 contact@designtide.tokyo
取材協力/DESIGNTIDE TOKYO 2024
Text:AERA STYLE MAGAZINE