カジュアルウェア

ニック・ナイトの作品を大判プリントした、
ビオトープのTシャツ。

2025.07.16

ニック・ナイトの作品を大判プリントした、<br>ビオトープのTシャツ。
各¥19,800/ビオトープ

軽装ゆえに着こなしの手数が減るサマースタイルにおいて、主役となるアイテムの代表格がTシャツだ。色柄はもちろん、シルエットや素材使いで魅了するものもあれば、「それ、どこの?」なんて会話をきっかけに、コミュニケーションツールとして機能するものまで、選択肢は数限りない。そこでこの夏おすすめの一枚を、ラグジュアリー/ハイブランドをはじめ、自己表現を後押しするアートT、さらにこだわりのお店のスーベニアTシャツまで厳選して紹介しよう。

デイビッド・シムズやマーク・ボスウィックなど、名だたるファッションフォトグラファーのプリントTシャツを展開してきたビオトープ。今回、ピックしたのは、イギリスのロンドン出身の写真家/映像作家のニック・ナイトの作品を配した2種類のTシャツだ。ニック・ナイトは、雑誌『i-D』でキャリアをスタートすると、ディオール、アレキサンダー・マックイーン、ヨウジヤマモトなどの広告キャンペーンを手がけ、一躍世界的なトップクリエイターとしての地位を確立。ミュージックラバーからすると、ビョークの『ポスト』やマッシヴ・アタックの『メザニーン』のジャケット写真を思い浮かべれば、ピンとくる人も多いだろう。

こちらのTシャツは、ニック・ナイトの撮り下ろし作品をプリントしたデザイン。写真左は、写真とペインティングを融合した作品で、枯れていくバラとしたたる絵の具の表情から、咲き誇ってから朽ち果てるまでの生活環(サイクル)のはかなさを具現化したもの。一方、右のTシャツは、2006年にイギリスの『THE INDEPENDENT』誌のために撮影されたケイト・モスの姿を大胆にあしらったデザイン。アートを身近に感じるアイテムとしては、まさにうってつけのTシャツである。

問/BIOTOP https://www.junonline.jp/biotop/

掲載した商品は税込み価格です。

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Text: Tetsuya Sato

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