カジュアルウェア
【すべてユニクロ】賢くリーズナブルに装う、
盛夏のビジカジスタイルvol.3
(私立高校勤務の場合)
2025.08.04
リーズナブルにおしゃれを楽しむうえで、ユニクロはもはや欠かせない存在。もちろんビジネスパーソンにとってもそれは例外ではない。スーツはもちろん、ネクタイや革小物などトータルで展開しており、ビジネスウエアを全身ユニクロでそろえることだって可能だ。今回、オール ユニクロ商品を使った夏のビジカジスタイルを全5回にわたり提案。OFFシーンにも使えるアイテムや着こなしのテクニックなど、ビジカジのスタイルサンプルとしてだけでなく、着回しという点でも参考になるはずだ。
本連載では、回ごとに架空の人物像を設定し、それぞれの職場や働き方に即したビジカジスタイルをご提案。本人を取り巻く環境や仕事内容の類似点から、自身に合ったコーデを探ってみてはいかがだろう。今回のキャラクターはこちら。
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小津康次(私立高校勤務) |
トップスに選んだのは、「コットンリネンスタンドカラーシャツ/ストライプ」。コットンの柔らかさとリネン特有の清涼感あふれる風合いが、盛夏でも涼やかに装える。ややゆったりとしたシルエットは、ラフに袖まくりすることでよりこなれた雰囲気に。レギュラーカラーだと普通すぎるが、スタンドカラーが程よいカジュアルさと洒落感を演出してくれる。
インナーは、連載第1回でも紹介したユニクロ ユーの「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」。接触冷感機能とサラリとした肌触りは、夏場でも常に快適な状態をキープ。また、若干首元が詰まっているので、スタンドカラーとの組み合わせによって襟元に重層的なニュアンスを添える。
パンツはユニクロの大ヒットアイテム「感動パンツ」のグレーをチョイス。センタークリース入りできちんと感を担保しつつ、優れたストレッチ性を備える。授業で板書する際は、しゃがみ込んだり姿勢を伸ばすことも多く、伸縮性のある「感動パンツ」は、同僚教師の間でも人気が高い。
家庭の洗濯機で簡単に洗え、シワになりにくいのも多忙なビジネスパーソンの間で支持される理由だ。着用しているグレーのほかにダークグレー、ネイビー、ブラックの4色展開で、たいがいのトップスであれば難なくスタイルが決まる。良心的な価格設定も魅力で、小津氏も当然、全色そろえているという。
写真では隠れているが、ベルトは過去の連載でも登場した「イタリアンオイルドレザーベルト」。ポロシャツを着用する時などは、裾をタックインすることも多く、シルバーのスクエアバックルに象徴される端正なたたずまいは、品格を添えてくれる。
レザーベルトは、ユニクロのスタッフ間でも人気が高いベストセラーアイテムで、植物タンニンでなめした上質なレザーは、使い込むほどにやわらかくなじんで味わいも増していく。税込2990円というコストパフォーマンスを考えれば、カラーや編み込みタイプなど、バリエーションでそろえたい。
教師のように朝も夜もないような多忙な仕事であれば、オンラインの充実も含めて、どの街にもあるユニクロの存在はきっと心強いに違いない。
問/ユニクロ 0120-170-296
掲載した商品は税込み価格です。
Photograph: Yuki Kina
Styling: Hidetoshi Nakato(TABLE ROCK.STUDIO)
Hair & Make-up: Ken Yoshimura
Text: Tetsuya Sato