接待と手土産

「ヨックモック」のシガール オゥ マッチャ。
すべて実食! 自慢の手土産 #163

2026.04.24

「ヨックモック」のシガール オゥ マッチャ。<br>すべて実食! 自慢の手土産 #163

手土産の定番中の定番の季節限定バージョン

手土産を選ぶ際に、急なときや迷ったときのためにも頼りになる定番を持っておくと安心だ。「ヨックモック」の「シガール」は、プライベートでもビジネスでも手土産の定番中の定番。一度は贈り贈られたことがあるのではないだろうか。抜群の信頼感があるのは確かだが、星の数ほどある手土産品のなかで、これほど愛されているのはなぜだろう。

個包装で分けやすく、食べやすい形状で、10本入りから48本入りまでバリエーションが豊富。また缶入りで高級感もある。と、手土産としての条件は難なくクリアし、加えて、歴史もあり知名度もあって、きちんと感も申し分ないのは事実だ。

ただ、私が選ぶ最大の理由は、シンプルにあのおいしさにある。独特のサクサク感と豊潤なバターの風味、そしてさっとなくなる口溶けのよさ。ありそうでいてどこにもない、一度食べたらまた食べたくなる不思議な魔力がある。

決め手となっているのがバター。「これ以上は難しい」というギリギリの線まで分量を増やしたことで、あのコクと風味が生まれたそう。また薄い生地は、ロール状に巻くことで、二重三重と重なり、食べやすくかつ独特の食感を創り出した。

今回は、毎年春から夏にかけて限定販売される、抹茶入りの「シガール オゥ マッチャ」をセレクトする。定番中の定番にひねりを利かせた上級編だ。とはいえ1969年に誕生し、50年以上にわたって愛されつづけている商品をアレンジするのは至難の業。開発を始めてから販売まで、なんと約3年の月日を要し、シガールと抹茶のそれぞれの魅力を最大限に発揮できる“分岐点”を探し出すのに、数えきれないほどの試行錯誤を繰り返したという。

商品開発でもうひとつ重要な原料選びも、香りや色、苦み、甘み、うま味など、さまざまな要素を考え、複数の茶問屋に声をかけ、最終的に京都・宇治の堀田勝太郎商店の宇治抹茶を使うことにした。茶師がそれぞれの茶葉の長所を引き出す「合組」の技によって、香りやコクが異なる複数の茶葉を組み合わせたオリジナルブレンドは、シガールと調和する上品で奥行きのある抹茶に仕上がっている。

それを、バターをふんだんに使用した生地に混ぜ込み、ロール状に巻いて焼き上げた後、筒の中に抹茶チョコレートを詰めた。口に含むと、シガールのおいしさはそのままに、抹茶のいい香りとほんのりとした苦みが加わって、なんともおいしい。抹茶チョコレートがさらにコクもプラスしていい感じだ。

ヨックモックには創業以来、「食べる人の喜ぶ顔を想像して、まごころを込めてつくる。」というお菓子づくりの精神があるが、この精神に基づく、心の込もった手づくり感も、支持されつづける理由だろう。

シガールオゥマッチャ_イメージ_1正方形

ヨックモック 青山本店
東京都港区南青山5-3-3
営業時間/10:00~19:00
定休日/年末年始
価格/シガール オゥ マッチャ14本入り3132円、シガール&シガール オゥ マッチャ セット(20本+14本)5130円など ※税込み
問/03-5485-3330
https://www.yokumoku.co.jp/store/
※青山本店以外に全国の店舗でも購入可能。

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