この人から買いたい。[第3回]
マスマティクス 神宮一茂さん
2017.12.05

ネヘラのコート
レディスは見かけるがメンズはあまり扱いがない、1930年にチェコスロヴァキアで創設された老舗ブランド「ネヘラ」から、なんと4本の袖があるステンカラーコート。はおると使わない袖が奇麗なドレープを作り、意外と普通に着られる。日本に7着しか入荷していない。¥190,000

サンカッケーのブルゾン
オーナーの神宮氏と同じく無類の服好きとして知られる元某セレクトショップのバイヤーだった尾崎雄飛氏のブランド「サンカッケー」から、ぜいたくにもほどがありすぎるカシミアを100%使用したフライトジャケット。¥480,000

トゥーグッドのコート
イギリスの新進ブランド「トゥーグッド」から、大きなポケットが特徴的なフォトグラファーコートと名付けられたビッグシルエットの上質なウールリネンコート。驚くほど軽い着心地。¥180,000

ソフィードールのコート
素材、シルエット、着心地に徹底的にこだわるベルギーのアントワープ出身のデザイナーによる「ソフィードール」の今季の新作コート。同ブランドも国内でのメンズの取り扱いは大変希少だ。¥198,000

コムデギャルソン・ジュンヤワタナベ・マンのコート
今季の「コムデギャルソン・ジュンヤワタナベ・マン」からセレクトしたのは、「ザ・ノースフェイス」とコラボした背中裏面がリュック仕様のコート。¥180,000

クラスのブルゾン
取り扱うショップが少なく、服好きの間でコアな人気を誇る知る人ぞ知るドメスティックブランド「クラス」。希少なキャメルレザーをぜいたくに使用したブルゾンには、なんと透明に漉(す)いたホースレザーのポケットが付いている。¥198,000

ヘド メイナーのプルオーバー
イスラエル出身でパリに拠点を置く注目の新進デザイナー「ヘド メイナー」の新作コレクションから、スクールティストでスポーティーなプルオーバーのロングジャージシャツ。¥79,000

ジ エルダー ステイツマンのジャケット
LAのセレブサーフブランド「ジ エルダー ステイツマン」から、十八番のぜいたくなカシミアニットジャケット。シックな色はあえてモードに着こなしたい。¥220,000

クリスタセヤのセーター
元スタイリストのイタリア人と、元ファッションエディターの日本人の女性2人が組んで2013年にスタートしたトータルブランド。伝統的な素材と技術をいまの感性にあてはめ、着心地を第一に考えて上質かつ上品なモノづくりを行っている。¥106,000

ドリス ヴァン ノッテンのセーター
「ドリス ヴァン ノッテン」の今季のコレクションから、ビッグシルエットでどこか懐かしいノルディック柄が新しい上質素材をぜいたくに編んだニット。¥105,000

ドレドレのソックス
オーナーの神宮氏いわく「これを履いたら、ほかはもう履けない」フランスの老舗ソックスブランド。セレクトショップでこれだけのカラーバリエーションをそろえているのは珍しい。各¥3,700



ツァツァスのバッグ
「TSATSAS」と書いて「ツァツァス」と読むドイツのハンドメイドレザーバッグブランド。トートバッグを潰したようなワンハンドルの独特なデザインで、こちらはラフシモンズがインテリアコレクション用にオーダーした柄素材を使用している。各¥112,000

ドゥースグロワールのストール
2007年にスタートしたフランスのストールブランド「ドゥースグロワール」に色別注した高品質のネパール産のカシミアをぜいたくに使った大判ストール。さらりとカジュアルに巻いて、使い込むほどに生地に味が出てくる。各¥39,000

フラテッリ ジャコメッティの靴
イタリアの老舗靴ブランドならではのラグジュアリーなセンスと、いまや希少なクロコダイルレザーを組み合わせた贅を尽くしたローファー。片足で一頭(一足でニ頭)のクロコダイルを使用している。余裕があればぜひ買っておいて損はない。¥550,000


パテック フィリップのアンティーク時計
オーナーの神宮氏が「こんなものも扱っています」と、お店のカウンターの引き出しから出して見せてくれた、アンティーク時計店でもなかなか見かけない逸品。¥1,620,000

デルタの万年筆
イタリアはナポリの老舗万年筆ブランド「デルタ」のパピヨン。その名のとおり、キャップ収納時はパピヨン(ちょうネクタイ)のよう。ジャケットの胸ポケットにこれほど似合う万年筆はない。いまや生産中止で手に入らない希少な逸品だ。各¥55,000

メガネロックのメガネフレーム
鯖江発の若手職人が手がける注目の眼鏡ブランド。ブランド名の由来はメガネというナードなアイテムと対局のロックを掛け合わせたことにある。昔ながらのセルロイド製にこだわり、製法も古くから伝わるノー芯製法で作られている。手前から\27,000、\27,000、\25,000、\25,000

ルーチのリング
宮内庁御用達の銀製品専門の製造会社にいた若手職人が独立してスタートした新進ジュエリーブランド「ルーチ」。使い込むうちに表面が剝げてシルバーが見えてくるリング。印台リングのトップ部には0.5mmの18金プレートが埋め込まれている。各¥33,000



































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