装い
2018 Autumn / Winter
Ermenegildo Zegna
エルメネジルド ゼニア
2018.08.21
一面雪に覆い尽くされた、ブルータリズム様式によるルイージ・ボッコーニ商業大学のキャンパス。そこに残されたモデルたちの足跡。雪の上を闊歩する度に、その道筋が雪面に描き出されます。この魅力的な光景が生まれるきっかけとなったのはThomas Flechtnerによって持ち込まれた、凍てつく風景を収めた一連の写真コレクション「Snow」。Thomasはこのショースペースの創造に積極的に携わり、人間と自然との永遠の対話に、周囲を取り囲むような三次元性を与えています。
クリエイティブの舵取りを任されて以来、アレッサンドロ サルトリはエルメネジルド ゼニアの道筋を定め続けています。エクセレンスを追い求めるゼニア クチュールの外郭を探求しながら、スポーツとテーラリング、インドアとアウトドアをシームレスに融合させるモジュール式のワードローブを生み出し続けているのです。
「私が興味を持っているのは、従来の技術を拡張し、新たな利用方法にふさわしいハイブリッドなシェイプを生み出すこと、従来の技法から現代的な機能を得ることです。」と、エルメネジルド ゼニアのアーティスティックディレクターを務めるアレッサンドロ サルトリは述べています。