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万年筆は男の武器。 その2

2017.08.15

万年筆は男の武器。 その2

万年筆は男の武器である――そう説いたのは、作家の池波正太郎。
万年筆は単なる筆記具にあらず。持ち主の人となりを雄弁に物語る“武器”なのだ。
また、万年筆でつづられた文章からは、書き手の姿も浮かび上がってくる。筆圧やかすれ、ちょっとした書き癖までもが、思いを伝える“武器”となる。
“書く”ことが、端末を“打つ”ことに取って代わられて久しい。そんな時代だからこそ、万年筆の意義を改めて見直してみたい。
いま、持つべき万年筆とは? 自分にふさわしい一本とは? 5回にわたるこの連載企画のなかで、きっとその答えが見つかるだろう。
第2回では、個性的な魅力にあふれるリミテッドエディションをフィーチャー。既成概念を覆すデザインや、ビンテージテイストなど、万年筆の世界の奥深さが感じられるに違いない。

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カランダッシュ/バリアス ピーター マリーノ スペシャルエディション
100年以上の歴史をもつスイスの名門筆記具ブランドのカランダッシュが、ファッションブランドのブティックやホテルの設計で知られるアーティスティックな建築家、ピーター・マリーノ氏とコラボ。キャップトップにはスカル、ボディーには革ひもで編み上げたカーフスキンをまとわせるなど、彼が愛するバイクやロックな世界観を表現。限定150本。¥330,000/カランダッシュ(カランダッシュ ジャパン 03-6804-3201)

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S.T デュポン/ワイルドウェスト プレステージコレクション
19世紀のアメリカ西部開拓時代からのインスピレーションによる限定モデル。ヘザーウッド素材で覆われたボディーと、繊細な装飾を施したパラディウム製パーツとのコンビネーションや、銃の一部を模したデザインのクリップなど、特別なオーラを放っている。レザー製ペンケースが付属。限定600本。¥621,000/エス・テー・デュポン(エス・テー・デュポン銀座ブティック 03-3575-0460)

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ペリカン/M101N ブライトレッド
ドイツを代表する筆記具ブランドのペリカンが、1930~50年代に製造していた歴史的な万年筆を復刻。往年のフォルムのみならず、天冠のデザイン、14K仕様のペン先の刻印までも再現。セルロースアセテート素材による深みのある色調や、独特なマーブルパターンもビンテージな味わいにあふれている。日本国内では限定800本を販売。¥50,000/ペリカン(ペリカン日本 03-3836-6541)

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アウロラ/88 ネブローザ
イタリアで最初に万年筆製造を手がけたアウロラ。「88」は、1950年代の万年筆を復刻したクラシックテイストのシリーズ。イタリア語で、星雲を意味する“ネブローザ”の名を冠したこのモデルは、シャイニングパープルのアウロラ独自の樹脂素材であるアウロロイドにより、まさに輝きと影からなる星雲をイメージしたパターンが優美。限定888本。¥100,000/アウロラ(町山 03-3831-5888)

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ヴィスコンティ/ウォーターマーク デモ
クラフツマンシップに富んだ、デザイン性の高い万年筆で人気を博しているイタリアのヴィスコンティ。同ブランドを象徴する金線細工の技法を生かし、スケルトンボディーに、Vをかたどったヴィスコンティのロゴをモチーフとするスターリングシルバーの装飾をまとわせた。優雅な驚きに満ちた1本。ペン先には、950パラジウムを採用。限定888本。¥210,000/ヴィスコンティ(ユーロパッション 03-5295-0411)

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クロス/ピアレス125 スペシャルエディション ロンドン
クロスの最高峰コレクション「ピアレス125」から、東京、ニューヨーク、ロンドンの3都市をテーマにしたスペシャルエディションが登場。ロンドン仕様は、ビッグ・ベンことエリザベス・タワーをモチーフとした、23Kゴールドプレートの存在感溢(あふ)れるボディーが印象的。キャップトップにはレッドのスワロフスキークリスタルをセット。¥75,000/クロス(クロス・オブ・ジャパン 03-6264-9697)

掲載した商品はすべて税抜き価格になります。

Photograph: Tetsuya Niikura(SIGNO)
Styling: Eiji Ishikawa(TABLE ROCK.STUDIO)
Text: Yasushi Matsuami

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